伊丹の高校受験情報
- 2021.01.26コロナは今年の入試をどう変えたか?~2021直前になってわかった今回の”最終結論”~
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塾長の岩田です。
コロナに振り回された昨年、そして今年ですが、新型コロナの流行によって、結局受験がどのように影響を受けたのか?ということを高校受験の上で振り返っておきたいと思います。
特に日程が日程だけに、基本的にこれがもう「最終結論」です。出題内容の削減や、面接の中止などざっとまとめておきます。
●私立高校
(1)「面接試験」への対応
①面接を今年中止にした学校:園田・大商・履正社・神戸星城・好文・大阪成蹊・大阪学院など
②面接を今年も実施する学校:雲雀(専願のみ)・仁川・百合学院・梅花(専願のみ)など
③もともと面接をしない学校:報徳・大阪・箕面自由・三田松聖・須磨・神戸龍谷・甲子園など(2)出題内容の削減
兵庫の学校は兵庫県の公立の前期試験に準じて削減。大阪も同様に大阪府の公立の発表に準じて同様の削減。※詳しくは後述。あまり大きな影響はない。
(3)コロナに感染したor感染者の濃厚接触者にあたる場合の措置
ほとんどの学校で、追試験(別日程)の用意がされている。HP等で示していない高校もあるが、聞けば案内されるものと思われる。〔私立高校のまとめ〕
園田・大商のように面接を中止とする高校も。一方で、通常通り行う高校もあり、対応は分かれた。ただ、もともと入試で面接をしない高校もある。またインフルエンザも含め、コロナ感染の場合の追試験日程は、ほぼ全ての学校で用意があるものと思われる。出題範囲に関しては、兵庫の高校を受ける場合は、「ほぼ影響なし」「例年通り」と判断して良い。
ただし、大阪の私立高校や、大阪の生徒が多く受ける雲雀丘などは、大阪に準じた内容削減をしているので、注意が必要。数学では三平方や円周角の部分が、英語であれば分詞の後置修飾が出ないなど、特殊なケースもあり、注意が必要。
●公立高校の推薦・特色選抜入試(2月入試)(1)出題内容の削減(以下の内容が削減)
・国語:3年で学習する書写に関する事項
・数学:「資料の活用(標本調査)」
・社会:「私たちと国際社会の諸課題」(公民分野)
・理科:「科学技術と人間」(1分野)、「自然と人間」(2分野)
・英語:兵庫県版中学生のための英単語集「はば単」に示された単語のうち、頻度0及び1の単語(収録している単語約1,700語のうち365語)(2)コロナに感染したor感染者の濃厚接触者にあたる場合の措置
基本的には別日程での救済措置なし。ただし、条件がそろえば濃厚接触者であっても別室受験が可能。
〔公立高校の推薦・特色選抜入試のまとめ〕
削減内容は一見、多くあるように思えるが、実質「例年通り」とみて全く問題ない。そもそも2月入試は5教科分けて行うものではないので、数学の「標本調査」が出ないと言ってもそれは通常通り。
国語の「書写」に至っては実質的に影響は皆無。英語は単語数が確かに減るが、1ヶ月後に一般試験を受ける可能性があることを考えると、ほぼスルーするのが正解か。それらを”よける”ことを意識して勉強する方が逆に手間。2月入試は受験生徒数はそれほど多くないし、仕組み上再度、一般入試で受けられる場合が多いので、別日程での救済措置はとられなかった。
●公立高校の一般入試(3月入試)(1)出題内容の削減なし
(2)コロナに感染したor感染者の濃厚接触者にあたる場合の措置
・3月26日(金)に追試験あり(3教科) ※合格者の決定は「弾力的に扱う」とのこと〔公立高校の一般入試のまとめ〕
大阪と異なり、兵庫は出題内容の削減がなかったことは、救い。既存の教材を普通に使えるので、勉強しやすい。社会的要請もあり、追試験が行われることに(1月21日に発表)。一般入試から2週間後の実施で、定員を満たした後に合格者を出すと、定員+数名の合格者がでてしまうが、今年は「弾力的に扱う」とのこと。追試は3教科で実施。以上です。春先から本当に色々と議論され、最終的にこういう着地点にたどり着きました。今年は各方面で調整される関係者の方々も大変だったとも思います。本当におつとめご苦労様です!という思いです。批判をする人もいるかも知れませんが、兵庫は比較的わかりやすい形で決着が付いた方かと思います。
さあ、これで一旦の「先行き」は判明しました。
あとは体調管理に気をつけ、努力を重ねていくしかないですね!
伊丹の高校受験情報
- 2020.12.15【保存版】川西4高校の大学進学実績を「5年分」まとめてみました
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塾長の岩田です。
さて今回、川西の4高校の大学進学実績をまとめました。
どうぞ、ご参考に。
なお、データの一部は『週刊朝日』からとっており、100%正確ではないかもしれないことはご承知おきください…m(_ _)m。
また直近は右端の「2020」となります。
川西市はやはり緑台1強という感はありますが、川西北陵でも一定の実績が出ていることは見て取れます。
川西で特に、北の方では地理的に縛られることも多いのですが、地元の子たちが安心して勉強できる環境が保たれることは、私も川西市民として切に願うところです。
伊丹の高校受験情報
- 2020.12.07【最新の希望調査】令和3年度高等学校進学希望者数等動向調査(令和2.11.10現在)の結果
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こんにちは!塾長の岩田です。
さて、最新の希望調査として「令和3年度高等学校進学希望者数等動向調査(令和2.11.10現在)の結果」がでましたね!
今年は市立伊丹や武庫荘総合で定員削減がありましたので、余計に気になる部分ではあります。
高校名 2020年9月 2020年11月 今年内の増減 昨年との比較 今年の定員 去年の倍率 県立伊丹 421 357 -64 +3 280 1.05 伊丹北 254 262 +8 -8 240 0.88 市立伊丹(普通) 348 312 -36 +47 160(-40) 1.14 市立伊丹(GC) 55 52 -3 -8 40 1.25 市立伊丹(商業) 21 30 +9 -16 40 1.35 伊丹西 280 312 +32 -42 280 1.18 川西明峰 152 184 +32 +14 280 0.81 尼崎稲園 457 362 -95 -88 280 1.87 市立尼崎 324 296 -28 -25 240 1.42 武庫荘総合(総合) 474 407 -67 -25 280(-40) 1.14 尼崎双星(普通) 371 278 -93 -40 200 1.17 尼崎西 211 277 +66 +33 200 1.08 気づくことなどを書いていきます。
■市立伊丹は激戦不可避。高倍率が予想
定員40名削減となった市立伊丹の高倍率化は不可避でしょう。過去最高倍率を超える可能性も十分に考えられます。これは11月の頭にとった調査です。水面下では市立伊丹希望から、伊丹西希望にすでに変更している層も実質かなりあります。ただ逆に、県立伊丹から下りてきた層もあるはずなので、大きく減るとは言えず激戦化は不可避の様相です。
■尼崎稲園の倍率は多少沈静化か
去年があまりにも厳しかったので今年はさすがに敬遠する動きもあります。ただ、もちろん人気校ですので、結果的には1.4前後は保たれるのではないかと思います。
■伊丹西もある程度の倍率が保たれるだろう現時点では312人の希望でこれは去年の同時期と比べ「-42」。ただ楽観できる要素は少ないでしょう。川西明峰に流れた層もある一方、市立伊丹から下りてきた層もあるので、水面下ではそんなに減ってはいない印象です。また武庫荘総合が9月より減ったとは言え、希望者が407。武庫荘総合が40名の定員減にもかかわらず、依然として大人数を抱えており、松崎・笹原・南中校区を中心に、伊丹西高に舵を切ってくる生徒も予想され、油断はできません。倍率は1.15は少なくとも超えてくるのではないかと予想されます。
■伊丹北は例年並みの落ち着いた倍率か
倍率上例年、牧歌的な伊丹北は大きな凹凸もなく、去年並みの流れで来ています。一昨年のように県立伊丹の定員削減などの要素が絡んだ際は、高騰した年もあったのですが、今年は落ち着きそうです。
■武庫荘総合は1.3倍を久々に超えるのではないか。ほか
定員削減の発表を受け、ある程度の回避(-67)が見られたが、上述の通り依然407と多い状況です。今年は一般での倍率は3年前(1.31)のように1.3を超えてくる可能性も。それに連動し、尼崎双星や尼崎西にも「飛び火」する可能性も見られ、武庫荘総合~尼崎双星~尼崎西(武庫荘総合≧尼崎双星>尼崎西)のラインはトータルで見て、倍率が高めで厳しくなってくる可能性があります。
ざっと以上です。気づいた点などあれば、随時加筆しますね!
↓あと、こちらも最新のデータを載せて更新しました。よろしければ、あわせてご覧ください(^^)
【保存版】伊丹4高校の大学進学実績を「8年分」まとめてみました
【保存版】尼崎9高校の大学進学実績を「8年分」まとめてみました
【保存版】川西4高校の大学進学実績を「5年分」まとめてみました
【保存版】宝塚4高校の大学進学実績を「8年分」まとめてみました
伊丹の高校受験情報
- 2020.02.28令和2年度(2020)兵庫県公立高校倍率(仮)確定! ~伊丹と近隣校はこうなった~
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こんばんは!塾長の岩田です。
コロナの件については塾の対応は追って、アップします。(塾生対象には暫定的にお伝えしております)
さて、3月12日(木)の公立の一般入試での倍率が「仮」確定しましたね。
https://www.hyogo-c.ed.jp/~koko-bo/R2senbatu/020228shigansyafinal.pdf
伊丹や近隣高校の倍率は以下の通りです。
●県立伊丹…1.05倍(1.00) ●伊丹北 …0.88倍(1.58)
●市立伊丹…1.14倍(1.33) ●市立伊丹(商)…1.35倍(1.25)
●伊丹西 …1.18倍(1.12) ●川西明峰…0.88倍(0.95)
●尼崎稲園…1.87倍(1.54) ●武庫荘総合…1.14倍(1.17)
●尼崎双星(普)…1.18倍(1.21) ●尼崎双星(商)…1.35倍(1.25)
●尼崎西…1.09倍(1.18) ●宝塚東…0.75倍(0.71)
※( )内は昨年の倍率です。あと、志願変更期間がありますので、多少数字は動く可能性があります。
今回、近隣校で特筆すべきは、伊丹北の「揺り戻し」です。去年、爆発(1.58倍)したので受験生に敬遠した層があったようです。
そのうちの一定数が伊丹西に、また県立伊丹にもすこし回ったと思われます。
進学実績や人気、ともに堅調な県立伊丹がもう少し倍率をとっても良さそうだったのですが、やはり昨今の稲園人気。かなりの「チャレンジ層」が稲園に流れていることが伺えます。
一般入試でこれぐらいの倍率になるということは、内申200少々ぐらいの子も突っ込んでいる事が考えられます。(学校での進路指導はちゃんと機能しているのでしょうか?塾の主導?)
ちょっと異常な数字です。私学の就学支援制度も相まって、ひょっとしたら私立覚悟で、人気高に突っ込んでいくという流れもできてしまう予感もあります。
あと、尼崎稲園が不合格で第2希望の県立伊丹に回ってくる子たちも一定数いますので、そこも見込んでおくとすると、県立伊丹の”見かけの倍率”は実質的に1.10~1.15程度だと思っておいた方が良いでしょうね。
そして、市立伊丹はやはり今年は押さえ気味になりました。
僕ら現場の感覚でいくと、市立伊丹と尼崎双星を天秤にかける子も一定数いてうまく”散って”いった実感はあります。
そうなってくると、校舎もキレイで人気の上がっている双星のレベルアップは徐々に感じられるところでもあります。
川西明峰は第1希望としての倍率は落ち、一見ラクに思えるかも知れませんが、第2希望が「432」(去年は450)もあります。
伊丹からであれば、市立伊丹・伊丹西・武庫荘総合・尼崎双星あたりでダメだった子が、流れ込んでくるので、第1希望として定員割れをしていたとしても油断はできません。
川西の北の方ならいざ知らず、このあたりの子らはどこを受けるにしても、ラクな受験はないので、もう覚悟を決めてやってもらうよりほかありません。
引き続きやるしかないでしょう!
コロナ対応のことは追って知らせますが、僕らはしっかり、そして最後まで受験生をバックアップできる体勢をとります!
伊丹の高校受験情報
- 2019.10.18【保存版】尼崎9高校の大学進学実績を「8年分」まとめてみました
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※2020/12/15加筆!最新情報を更新しています。
さて!今回は同じ2学区であるお隣、尼崎に関してまとめました!
どうぞ、参考にされてください!前回同様、大雑把なくくりではありますが、「国公立」と「関関同立」の数として上げています。
なお、学校側がHPで発表していないデータに関しては、『週刊朝日』からとっており、これは100%正確ではないかもしれないことはご承知おきください…m(_ _)m。
また今春(直近)は右端の「2020」となります。
尼崎はやはり尼崎稲園の強さが目立ちますが、尼崎北が2番手に付けています。
ただ、伊丹での伊丹北高と同様、定員割れの年が目立つなど、それほど高倍率ではない期間が続きました。(H30→0.92/H29→1.09/H28→0.95)こうなると不思議なもので、大学実績に響きます。
遅れて数字が出てくる感じです。
それに対して市立尼崎はここ数年、軒並みの高倍率です。(H31→1.20/H30→1.69/H29→1.34/H28→1.28)高倍率が続くと数年後、これも大学実績に遅れて出てきます。
今後、どこまで尼崎北に迫ってくるかでしょうね。
あと実感として、双星はもう少し上がってくると思われます。
ここ数年で優秀な子がわりと入っています。尼工はどれも「0」となっていますが、元々、大学進学を見込んで尼工に来る子は少ないので、これは当然と言えます。
ただ、工業高校などの”実業系”は就職がすごく良かったり、別の大きなメリットがありますので、これとは別の軸で見ていく方が良いでしょう。
伊丹の高校受験情報
- 2019.10.08【保存版】伊丹4高校の大学進学実績を「9年分」まとめてみました(2022/02/25更新)
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※2022/2/25加筆!最新情報を更新しています。
塾長の岩田です。
さて今回、伊丹の4高校の大学進学実績をまとめてみました。
もともと作っていたのですが、最新の情報を更新しアップデートさせました。
どうぞ、参考にされてください!
僕らもこういうブログを発信しながらまとめていき、いざというときはこのデータに戻れるようにしたいと思っております。
書いた事を確認し、活用するイメージです。
地域に皆さまにお役立ていただければと思っております。
大雑把なくくりではありますが、「国公立」と「関関同立」の数として上げています。
なお、データの一部は『週刊朝日』からとっており、100%正確ではないかもしれないことはご承知おきください…m(_ _)m。
また直近は右端の「2021」となります。
こうしてみると、県立伊丹がやや頭ひとつ抜けている感はあります。近1~2年でみると、伊丹北と市立伊丹が並びかけていることも見て取れます。伊丹西高は、オール4ぐらいの子も近年結構入っていますので、2~3年後ぐらいでもう少し数字はでてくるように思います。
ただ、こういう高校ごとの進学実績を見ると、「その学校に入れば、それだけで合格する」かのように思ってしまう子もいます。ですが、あくまで入ってからどれだけやれるか、ということになりますのでその点は注意しつつ、見ていきましょう。
伊丹の高校受験情報
- 2019.09.26学校見学2019【♯8 大阪高校】
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伊丹市の高校受験専門の個別指導 学習教室サクセスの岩田です。
さて、本日は大阪高校の学校説明会に来ています。
今年は、例年より数名多く希望者がいる感じですので、2年振りに参加となりました。
今,12:00説明会が終わり、近くのローソンのイートインスペースでガシガシノートパソコンを打っています。
私なりのまとめを以下にしました。参考にしていただければと思います。
合格の目安など、微妙な部分は伏せております(^_^;)。すみません。
直接ご相談いただければと思います!
・オープニングは全国大会に出場したダンス部の演技から。
・体育祭はドームで実施。
・コースは以下
文理特進
総合進学
総合進学(ビジュアルマンガデザイナー選択)少数(去年の合格者は24人)。
探求 少数(去年の合格者は27人)・去年は2000人以上の受験者(2012人中、2002人合格)
・探求学科の設置など、新たな教育改革を進めている。
・ダンス部、少林寺拳法、陸上など、全国大会で活躍する部も。また東京オリンピック出場もありうる女子陸上の子(高2)がいる。(100Mの選手)。
・ボリュームゾーン(平均的な学力の子)を大切に3年間育てていく、といのが変わらないコンセプト。
・変化の激しい時代を生きていかなければならない。2022年の新学習指導要領では、総合的な探求の時間が取られると言われている。
→「自立するおもろい18歳」をスローガンに各種取り組み
・夏期講座で立命館大と連携し鉄を鋳造する、イースポーツの大会を試みるなど、普段の授業から全く離れたところでこれから必要な力をつけていく。参加者は毎年順調に増え、延べ4000人に上る。
・去年に国公立に10名受かった(急増。12人中、10人が合格)。大阪から地方の国立(LNU10)を増やす戦略。
・高校単独校だからこそ、進路ガイダンス等で専門学校や大学、企業が集まってくれる。パートナーシップシステムにより、多くの他大学の連携体制がある。
・指定校400大学、1200の枠がある。
・重点指定校という制度があり、例えば4年間学費年50万等の負担があるなど。
・グローバル教育に力を入れる。ワンデーアジアデイを設定し、台湾やタイの生徒とふれあう機会を作る。語学研修を夏休みに今年からスタート。マレーシア4週(25万)、フィリピン10日(20万)、韓国3週(25万)。こういったこともあり、英検取得率が上がった。
・熱っぽく語る先生が多く、非常に学校としての勢いを感じた。
・探求での課題設定を1年次、2年次、3年次を順を追ってやっていく。(学校としても試行錯誤)
・阪大の高校生対象の探求学習のコース(「SEED」)で、17人中、3人が難関だが入れた。神大でも2人。今も受講している。
・中学生対象の「オープンスクール」では、教師側の指示ではなく、生徒が主体的に内容を考えている。
・携帯電話の持ち込みは使用可能(許可があれば、授業中でも調べ学習などでOKとしている)
・生徒指導での処分件数、転退学者も公開するなどは異例。隠したい部分も公開されている姿勢に好感。公立高校の平均値とほぼ同等か。
・来年度募集 合計440名
文理特進 80名
総合進学 320名
※ビジュアルマンガデザイナー選択)は来年度より廃止
探求 40人←「「できる生徒を集めて」というわけではない。受験目安は総合と同じ」・成績(内申・当日)に応じた特待制度あり
熱心にお話される先生が多く、内容的にもかなり攻めていて勢いのある学校、という印象を受けました。
伊丹の高校受験情報
- 2019.09.20学校見学2019【♯7 神戸星城】
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伊丹市の高校受験専門の個別指導 学習教室サクセスの岩田です。
今日は神戸星城高校に学校説明会に来ています。実は学校に直接来たことは初めてだったのですが、今年受験希望者がいるので、今回初参戦しました!
星城の先生曰く、「今年は過去最高数の塾の先生に来ていただいた」ということで、非常に参加者も多く盛り上がりがありました。
いつものように、特長・気づいた点など列挙して書いていきます!よろしければおつきあい下さい。
・全国の商業高校で国公立合格数は、全国1位を8年続けている。
・いわゆる商業高校なので、特進Sコースであっても商業科目が約3割がある。
・昨年の国公立合格は44(その前は62名)。関関同立は3→私学は「あまり出せていない」
・商業科推薦(資格&小論文+面接)を利用して行っているケースがほとんどだが、センター利用もある。「理系学部系・看護系は神戸星城からだと難しい。」
例)大阪市大→「専門学科・総合学科卒業生入試」という枠組みから入る
・募集コースは以下
特進Sコースが新設で次が2期生。1クラス(今年は25名入っている)7時間授業・土曜は隔週(他コースは6時間)
特進Aコース(80名)3クラス
特進Bコース(240名)5クラス
キャリアコース(120名・女子のみ)4クラス ※挨拶指導にかなり重点を・特進Sでは、プログラミング学習やバーチャル投資(ストックリーグ)など、経営者による講義など、いわゆるマネー教育も。セブ島での2週間の語学研修も。部活参加には制限も(特定の部活のみ可)
・去年は専願受験が354名(全受験者1750名)※入学者の7割は専願と多い(専願者は20点を加算)
・推薦入試もある。もちろん専願で、中学の校長の推薦がいる。推薦入試では、要約を書くなどの800字程度の作文。当日は、作文と面接のみで教科テストはなし。
・英検・漢検・数検での加点(3級:10点。準2級:15点。2級以上:20点)
・スクールバス(年10万)も4コース出している。駅からほぼみな徒歩だが、学校に入ってくるバスも朝2本出している。夜の遅めの時間にも1本出している。
・就職内定率100%(就職内定者60名。指定校求人数は153社)※就職講座も週1回。
・大学の指定校推薦一覧が配布。これは説明会としては異例。(同志社もある)
・修学支援金 来年度から年収590万以下は実質高校無償化。年間約40万円(月額33000円)が国から下りると言われている。特進ABなら、42000円。差額でみると実質1万数千円で通える。(在校生にも適用か)
・担任の平均年齢が34.3歳と、若い。
・遠隔地通学者補助制度があり、年間10万円の補助。
・奨学金はI種、Ⅱ種、Ⅲ種の3種類がある。(内申・当日の点数・部活動)
・不登校生の受け入れも可(進学意思の確認など、面談の上で)
以上です。落ち着いた山手にあり、先生達の熱気を感じる良い学校でした!
伊丹の高校受験情報
- 2019.09.18学校見学2019【♯6 雲雀丘学園】
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伊丹市の高校受験専門の個別指導 学習教室サクセスの岩田です。
さて、今日は雲雀丘学園に学校見学に来ております。特長など、一通り抜粋して記入してまいります。
・高等部校長は(中井先生)は兵庫教育大学の大学院(夜)に行っておられる。
・募集コースは「文理探求コース」1コースのみ。A日程:100名。B日程(2/18):15名。
・「人生は9回裏まである!」を生徒に伝えている(90歳まで生きる設計)
→社会は想像を超すスピードで変化。何が起こるかを考えさせる。
・国公立合格は157。過去最高。東大・京大・阪大・神戸大で41(うち現役は27)
・「好きとは」「嫌いとは」「幸せとは何か」など、哲学的な対話「違い」を伝える力の養成など、いわゆる学力以外の根本的な思考力養成にも力を入れている。
・サンデー毎日で「この10年で伸びた学校」等でよく特集される。西日本で5番目にランクイン。
・国公立大に行くのは中学入試組の50%、高校入試組の40%ぐらい。
・「実進学数」(←重複のある「合格数」ではなく)も国公立で「108」で、これも過去最高。
・既存の高3生(62期)の成績も現状で高く、次の実績も期待できそう。
・「中学入試組も実績を出しており、6年間しっかり育てるという姿勢は崩していない。」
・「探求科」を2019年4月より発足。「Hibari探求プログラム2019夏」ということで鳥取大学の医学部に行ったりする機会。
・「グローバル教育部」を新設。英語科と連携し、海外研修を充実化。アイルランドも13名集まった。国内でも英語即興ディベートに60名が参加。
・「先生は熱意を持って授業にあたっている」という生徒アンケートは年々上昇。
・「東・京・阪・神」合格数は公立の北摂三田と同等。
・学校内での改善・検討事項も説明会で示された。
・必要得点率は専願で50~58%、併願で55~60%。
・来春の問題傾向としていわゆる「新傾向」を盛り込む予定。(思考力、記述力、考察力を問うもの)
・去年は800人超が出願。併願の戻り率が兵庫2.13&、大阪14.2%。受験は兵庫の方が多いが、入学者は大阪の方が多い。神戸会場も新設。
・男女比は一切考慮しない。(中学入試も)
・推薦入試は3年目。①学校長からの推薦 ②評定で9教科41、かつ5教科で23以上。 ③生徒会・部活・英検準2級以上など
・入試成績により奨学金制度あり 専願→入学時諸経費と納付金全額 併願→入学金と納付金半額
※昨年は全受験生の中で127名(約1/6)が該当。うち高1で17人の該当者が在籍。(1年ごとに見直し)※卒業生の保護者(お父様)が、雲雀丘学園で働かれていて、ご挨拶。非常に久しぶりにお会いできて感激。
伊丹の高校受験情報
- 2019.09.10学校見学2019【♯5 三田松聖】
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伊丹市の高校受験専門の個別指導 学習教室サクセスの岩田です。
さて、本日は三田市にある三田松聖高等学校に学校見学&説明会に来ています!
周囲はホント、落ち着いたところです。
先日、塾の説明会で
「三田松聖は、周りがのどかで生徒が寄り道をしないので保護者受けが良い(^_^;)」
ということを伝えました。
今日、改めて行ってきましたが、まさしくそのとおり。やはり周辺環境はいいですね。
田園風景が広がっていて、落ち着きます。
最寄りのJR相野からの近いです。JR相野も田舎の駅舎という雰囲気があります。
▲駅からも三田松聖高校が見えます。近いですね。
以下、要点や気づいた点などをまとめていきます。
・コースは特別進学コース30名と総合コース180名。3教科受験(英語はリスニングなし)・特進は土曜も。総合は平日7時間で土曜はない。
・昨年は数学が難しすぎたという声を聞いた。今年は、説明会等で傾向と対策を伝えた上で、難易度の調整はかける、とのこと。
・総合コースは独自の「自己発見プログラム」があり、就職を想定したキャリア教育を
・学力奨学生と体育・文化奨学生がある(共通:入学金が免除。ほか、ランクに応じて最大月3万円の奨学金が下りる)
・英検準2級(CEFRのA2ランク以上)も奨学生の基準として今年から入れた。入試の英語換算点制度の導入。英検3級もしくはCEFRのA1ランク以上あれば、60点が確約される。
・2年次からのキャリア進学コースに独自性があり、特に就職を希望している生徒にはそういう教育に注力している感がある。
野球に代表されるようにスポーツも強く、大学進学だけでなく、キャリア教育にも力を入れておられる印象でした。
追伸)
あまりに自然豊かで、癒されました。
近くのサービスエリアで、妻・家族へのお土産(?)として、オクラとピーマンを買って帰りました。
袋一杯に入って100円!安いです(^^)