伊丹の高校受験情報
- 2018.03.20ついにこの日を(平成30年度公立一般入試合格発表)
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伊丹市の高校受験専門の個別指導 学習教室サクセスの岩田です。
さて、昨日は公立高校の一般入試の合格発表でした。
朝10:00からの発表。
もちろん僕らも教室に詰めており、みんなからの知らせを待ちました。
本当にドキドキの、そして長い一日でした。
10:15を過ぎたあたりから、皆ぞろぞろと教室に立ち寄って報告に来てくれました。
市立西宮、尼崎稲園、県立伊丹などでは、まずまずの倍率の中、全員合格してくれました。
ここは大きかったです。
トータルで見たら、第1希望がだめだった子もいますので、その子たちのことを思うと手放しにワーっという感じではいけません。
それぞれがこの日に至るまで努力をして、それぞれが思いをもって、迎えてくれたのだと信じてます。
その頑張りに、心から敬意を表したいです。
受験生の皆さん、本当にお疲れさまでした。
伊丹の高校受験情報
- 2018.02.07【稲園・伊丹北高・市立伊丹GCなど】推薦・特色選抜の倍率確定!
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伊丹市の高校受験専門の個別指導 学習教室サクセスの岩田です。
さて、昨日で推薦・特色選抜の倍率が確定しました。
http://www.hyogo-c.ed.jp/~board-bo/kisya29/3002/index.htm
・稲園 1.89
・伊丹北 1.24
稲園は例年より少し落ち着きましたね。伊丹北は例年並み。ちょっとほっとしましたが、ほか
・市立伊丹GC 1.63
・市立伊丹商業 1.95
・武庫荘総合 1.54
・県西宮 1.98
など、まずまずの倍率になっているところもあり、油断は全くできない状態です。
この3週にわたり面接練習もかなり積んでいますが、成果が出せるよう
どうか塾生達には、落ち着いて臨んでもらいたいです。
さて、塾では今週より、ニュースレターをはじめ、色んな配布物をお配りしています。
まずは私立までのこの「水」「木」「金」。
この3日間を大切に対策していきたいと思います。
伊丹の高校受験情報
- 2018.01.26小学英語の研修会に行ってきました!
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伊丹市の高校受験専門の個別指導 学習教室サクセスの岩田です。
昨日は神戸まで、小学英語の研修会に行ってきておりました。
来年度(4月から)、小5〜小6の子は学校で「教科として」英語が始まりますね。
※正確には英語ではなく、「外国語」と言わなければならないようですが…。
来年度から全国統一で使用される教科 「We Can」のこともだいぶ情報収集できました。
ここで全てを書くことはできませんが、かなりよくできた教材であると思っています。
「英語嫌いの子を絶対に作らない」「文法指導を行わない」ということを基本としているので、
基本的に3単現のSも扱いません。
小5〜小6の2年間、それなりの教材も渡し、がっつりやっていくのに、
3単現のSを避けた表現ばかりをやっていくなんて可能なのか???
と疑問を持ちました。
その解決策(回避策)は、まさかの奥の手です。
3単現のSを使わないといけない場面、つまり主語が三人称単数の場合は、canが埋め込まれているようです。
→つまり、原形として使うということ
凄い…。その発想はなかったです。
そういう事情で無理矢理(?)canを入れて、レッスン内での文脈感は保てるんですかね…(^^;)
ただ、中学生以上の教科書のように“文量”が少ないからやろうと思えば、可能なのでしょうね。
でも実際のリスニングの中では、普通にガンガン出てくるようですが、そこは軽くスルーするようですね。
現場で教える先生は大変そう…(^^;)
さて、サクセスの小学英語も考えまくりますよ!
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ご入会に関して、ご不明な点などありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい(^^)/
また、「入会相談専用ラインアカウント」も設けておりますので、こちらからでも結構です。
ご不明な点は誠心誠意、しっかりとご説明をさせていただきます!!
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伊丹の高校受験情報
- 2018.01.22今日から推薦入試対策の面接練習です!
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伊丹市の高校受験専門の個別指導 学習教室サクセスの岩田です。
さて、今週も始まります。
先週の振り返りとして、、、
ついにインフルエンザが本格的に来だしたかな、、、というのは感じますね。
先週も3〜4人ほどいましたし、かかってしまった講師もいます(>_<)
大人も気をつけないと!ですね。
さて、伊丹西中の1〜2年生が今週末に実力テストがありますので、その対策をしています。
基本的には過去問を用い、演習&フォローをしています。
そして!今日から面接練習を始めます。
今年も推薦や・特色選抜入試を受けるお子さんが大勢いますので、夕方の時間を利用し練習していきます。
毎回の面接は観点ごとに点数化し、本人らにフィードバックしていきます。
これをやるとやらないとでは大違いなので、しっかり鍛えられて欲しいです。
面接自体に関しては以前、旧ブログ(アメブロ)でまとまった記事を書いたことがありました。
もし気になる人は参考にしてみて下さいね(^^)/
では今週もよろしくお願いいたします!
【その1】
【その2】
【その3】
【その4】
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ご入会に関して、ご不明な点などありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい(^^)/
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ご不明な点は誠心誠意、しっかりとご説明をさせていただきます!!
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伊丹の高校受験情報
- 2018.01.19伸びる高校、落ち目になる高校をオープンスクールで見分ける!
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伊丹市の高校受験専門の個別指導 学習教室サクセスの岩田です。
さて、今日は少し長くなりますが、「オープンスクールの見所」について書かせていただきます。
いわゆる「オープンスクール」という高校説明会が、だいたい私立でも公立でも夏ぐらいから始まります。
早いところは6月ぐらいからやっているところもあります。
しっかり聞いておくポイントは何なのかという部分は、お子さん、もしくはご家庭が「高校生活に何を求めるか」によって変わる部分が多いかと思います。基本的には勉強面かと思いますが、部活や就職のことなど、やはり様々です。
ただ昨今のコンプライアンスが重視される社会情勢や、変わりつつある大学受験のことなどを考え、以下の点をしっかりと示されている高校が今後強いのではないか、と思います。私の主観が少し入りますが、ここ数年の流れを加味しつつ、整理していきたいと思います。
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1.いじめ対策への本気度
2.高校としての“大学受験観”が示されているか
3.アクティブラーニングをどの程度入れているか
4.英語の外部検定に力を入れているか
5.キャリア教育------------------------------
1.いじめ対策への本気度以前、現学区内の公立高校でいじめに関する重大な事件があってから、志願者がガクンと減った事例があります。
「いじめは昔からあったんだから、多少は仕方ない」という姿勢ではなく、学校として毅然とした態度で臨んでいるということを示しているか、という点です。
昨今、バラエティー番組でもマイノリティにある人への配慮がかなりされるようになってきており、各種のハラスメントは厳しく糾弾される世の中になってきました。
この風潮が良いとかやり過ぎじゃないかとかの議論は一旦さて置き、社会全体がそういう方向に来ていることは間違いはありません。
その流れを高校の場でも取り込み、校内での人権侵害を許さないという姿勢(=気概)があるかが大切なような気がします。
2.高校としての“大学受験観”が示されているか
2020年のセンター試験廃止を皮切りに、大学受験はどんどん変わっていきます。知識や暗記はもちろん大切ですが、それをどう活用できるか?という能力がどんどん問われてきます。
それに対してどのように力をつけていくのかという方針が示されているか、は重要でしょう。
この点に一切触れられていないのであれば、変わりゆく大学受験に対し、何ら手を打とうとしていない可能性すらあります。
「今後こうなるから、こういう力をつけます」という部分を言っているか、という部分ですね。ただ、「今後こうなる」という部分に関しては、先行きが見えづらく、非常に予測が難しい部分もありますので、学校により多少見方が変わっても問題はないと思います。
3.アクティブラーニングをどの程度入れているか
今、時代は完全に“アクティブラーニング”の時代に入りつつあります。
教師が一方的に知識を与え続けるのではなく、生徒自らが問題意識を持って調べたり、時に共同して何かを作り上げることにより、学びを深めるという欧米型の学習法です。
これは授業をする方にも一定の技量と計画性が求められるので、二の足を踏んでいる高校も多いのが現実です。
ですが、変わりゆく大学受験に対応するためにも、また海外の大学を受ける力をつけるためにもその導入は不可避だと思われます。
4.英語の外部検定に力を入れているか
上の2とも関連しますが、日本のこれまでの英語教育の反省から、英語では「4技能」をしっかり鍛えよう、という方向性で文科省も動いています。
4技能とは「読む」「書く」「聞く」「話す」です。ただ、その4技能を大学受験のその日にだけでバランス良く検査することは非常に難しいことです。
そこで事前に受けていた英検やTOEICなどの英語の外部検定をそのまま大学受験の際の材料(加点対象)にするというのが今後の既定路線です。
すでにそのような流れは高校入試にも流れて来つつあります。(雲雀丘や報徳、履正社など近隣でも多いです)グローバル化への対応ということもあり、学校を挙げて英語の外部検定で上位の級やスコアをとらせる方向で動いている高校は、卒業時のことを考えるとやはり安心ではないでしょうか。
5.キャリア教育
これはおまけ編みたいなもので、この点をそこまで明確に言っている高校は少ないかと思います。
「AI(人工知能)登場で、現在の職業(職種)の大半は10年後にはなくなってしまう」などと言われています。
そのような観点から、「将来何がしたいのか」「自分にはどういう適性があるのか」という部分をこれまで以上に考えさせ、教育していくという分野です。
伊丹北高など総合学科の高校はこういったことに、以前から比較的熱心でした。
今後こういう分野は、爆発的にとはいかなくても、ジワジワ広がりを見せるのではないかと思いますし、力を入れてくる高校も多いのではないかと思います。
伊丹の高校受験情報
- 2017.12.22第4回 高校受験ミニセミナーを実施しました!
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伊丹市の高校受験専門の個別指導 学習教室サクセスの岩田です。
さて、今週は第4回高校受験ミニセミナーでした!
高校受験ミニセミナー
今回お届けした内容は主に下の2点です。
■モチベーションの保ち方(保たせ方)
■合否ラインの読み
合否ラインの読みとしては、今年の動きを考え、カットライン予想を示しました。
それに対してどれぐらい取れるか、、、というシミュレーションをしてもらうという流れです。
質疑応答の時間も設けていますので、一通りのことをお伝えしてからは、
いくらかの疑問にお答えしていくような感じで進めて参りました!
伊丹の高校受験情報
- 2017.11.14伊丹4校の大学進学実績をまとめてみました!(^^)/
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伊丹市の高校受験専門の個別指導 学習教室サクセスの岩田です。
さて、懇談等でよく聞かれることもよく聞かれることなので一度はっきり数字を出して、グラフ化でもしてみようかと以前から思っていた部分をお伝えしたいと思います。
「伊丹4高の大学進学実績はどうなのでしょうか?」というご質問をよく受けます。
近隣に絞ってしかも4年分ぐらい(それ以上前は不要かと思います)の推移がわかるものがお渡しできると良いな、と思っておりました。
そこで、今回調べてグラフ化してみました!
出典としては、各高校が出しているホームページ上の数字からとっています。
ざっくりと分かっていただけるように、今回は「関関同立」と「国公立」の合計をそれぞれ書いています。「国公立といっても色々では…」と言われてしまえばそれまでなのですが、それらを合計すると目安は十分に見えてくるかと思います。ぜひ参考にしていただければと思います。
伊丹の高校受験情報
- 2017.11.13兵庫2学区の希望高調査2017発表~去年と比べてどうなっているか?~
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伊丹市の高校受験専門の個別指導 学習教室サクセスの岩田です。
9月の時点での公立高校の「希望高調査」が教育委員会より発表されていますね。
やはりこれは僕らもヒヤヒヤというか、ドキドキしつつ見ました。
伊丹を中心とした近隣校中心になりますが、昨年の同じ時期(9月)の希望数と今年とを比べた数値を見ていきます。
また10月に次の入試の定員も発表となりました。そちらも合わせて記載しております。近隣高での定員減は2校です。
宝塚東と県立宝塚はそれぞれ40人減らして280人定員となりました。定員を満たさない年が続いたり、そういう学校が近接している地域などは、自然な流れとしてこの様になってきますね。
※□囲みは定員が40人減
まず、こうしてみると伊丹市内4校(普通科)が意外と落ち着いていることが分かります。
去年の9月の段階で比較した場合に、去年より人数が多い普通科は、伊丹西高の「+23」のみとなります。ただ、注意が必要なのは、
・この学年人口は1つ上の学年と比べると-861人
・公立高校希望者が全体としてやや減少しているということも要因として挙げられますが、去年に比べ減った部分がどこに回ったか、やや腑に落ちない部分はあります。
県立伊丹・伊丹北・市立伊丹はここだけを見ると希望者は昨年より減っているのですが、尼崎稲園が「435」と高いということからすると、そこから志望校を落としてきた子らが県立伊丹・伊丹北・(市立伊丹)に回ってくる数が一定見込まれますし、予断は許されない状況です。
特に市立伊丹は昨年倍率がかなり落ち着いたので、よくある「リバウンド現象」で今年多く集まってしまうことも予想されます。
GCや商業の希望者が堅調なことからもわかるように、市立伊丹自体に人気の陰りはないと言えるでしょう。
川西明峰は今年も少なめ。今年も伊丹西受験の際の滑り止め(第2希望)としては機能するでしょう。
伊丹西受験の際の滑り止めという意味でいくと、宝塚東と尼崎西は川西明峰に比べると少し慎重にならざるを得ない要素があります。
まず、宝塚東の定員が40名減っていること。そして尼崎西は今年は例年より希望者数がやや多い(同時期比で+30人)という点です。
あと、市立尼崎の体育科がちょっと凄いことになっていますね…。
定員80人に対して希望者が233人です。去年“高騰”した尼崎の各学校ですが、ざっと全体を見る限る希望者は減っているので、少しほっとしています。
ただ、とはいっても武庫総であれば、定員320のところを484人希望、双星も200人のところを413人希望なので、かなり厳しめです。前述の稲園も同様ですね。尼崎は伊丹以上に厳しいのです。
合否ラインの読みが少し難しそうになれば、ご遠慮なく塾までご連絡下さい!過去データを元にどれぐらいの位置にあるかをお伝えいたします。(そのためにも模試受験は必須です!受験をお願いいたします)
ただ、全体通して言えることは、「今後、散らばり、ならされていく」ということです。これは絶対に言えることです。このままで入試を迎えることはありません。実質は倍率は落ち着いてきますのでご安心ください。(あと11月にも同様の調査結果の発表はあります)
あと、こういう話をすると毎回、「だからどうするか」という部分になるのですが、
やはり「力をつけるために励む」。
それに尽きると思います。倍率などの”周辺環境”は自分では変えられません。それを100%受け入れ、やるしかありません。
覚悟を決めるには厳しめの数字を目の当たりにすることは良いことかも知れません。
伊丹の高校受験情報
- 2017.06.26内申点の“都市伝説”を追う~兵庫2学区&伊丹の近隣事情~
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こんにちは!高校受験専門の個別指導 学習教室サクセス塾長の岩田です。
さて今回、「内申点」という言葉について説明したいと思います。
「内申点」ってイメージがちょっと先行した言葉で、“先生に従順で、好かれていれば点数が高くなる”とかなどの印象がつきまとうものです。
生徒会をすると内申点が上がる?
部活を辞めると内申点が下がる?
英検・漢検を取ると内申点に加算される?
部活でキャプテンをすると推薦がもらいやすくなる?
などその一例です。まことしやかに語り継がれているものは、もっと色々あるんですけどね…(^^;)
いわゆる内申点について、”都市伝説のように”(笑)噂されることが色々あります。
上に挙げたのはその一例ですが、
きっちりと兵庫県の入試制度に基づいて、これらの“噂”にお応えしていきたいと思います。
内申点とは、「先生に好かれているか」などが数値化されるものでは決してありません。
では何か?
公立の一般入試における内申点とは「通知表の数値」です。
あくまで通知表の数値です。いわゆる素行とは切り離して下さい。
例えば数学が「4」だったとか、美術が「5」だった、とかまさにその数値を点数化したものです。
ただ、状況別に考えないといけない部分もありますので、兵庫県のケースとして、以下のように場合分けしてお伝えしたいと思います。
(1)公立高校の一般入試
これが最もよく言われる「内申点」ではないでしょうか。3月の公立高校の一般入試では、以下の計算式によって、「持ち点」となって受験時に加算されます。
当日のテスト(50点×5科目)と同じ比率で学校での成績が点数化されます。
英数などの主要5教科は×4倍、美術等の実技教科は×7.5倍されます。これにより、個人ごとの内申点が出されます。
兵庫県の場合は、中3の1~2学期が点数化されます。
ざっとでお伝えするとオール3の子は「150点」、オール4だと「200点」となります。
(2)推薦入試・特色選抜
2月にある推薦入試や特色選抜入試でも学校成績(=いわゆる内申点)が加味されます。ただ、(1)の一般入試の際のような計算式はありません。各学校の配点は基本的に非公開です。
ただ、一般入試の時のように、少なくとも入試の点の「半分以上」が内申点であると考えておいて間違いはありません。
推薦などの場合は普通、面接があります。
面接の際、生徒会活動や部活のキャプテンなどを頑張った経験があれば、やはり評価されますし、英語科であれば英検の合格級も点数化されている可能性もあります。
(3)私立入試
私立の合否は基本的に「当日一発勝負」ですが、最近は学校成績も“ある程度”加味するところが増えてきています。各高校がどのような形で中学での成績を評価するのかを発表していますが、本当にまちまちです。
また上位校を中心に、学校成績を出願への必要条件として挙げている高校もいくらかあります。
たとえば、以下のような学校&内容です。
例1)関学B(自己推薦)方式
・中学第3学年2学期末の3年次総合成績において、9教科5段階評定の合計が36
以上の者・生徒会活動やボランティア活動等、学校や地域で諸活動をおこない、学業との両立
に積極的に取り組んだ者。・文化・芸術・スポーツなど自らの興味の対象を持ち、それに打ち込み、学業との両
立に積極的に取り組んだ者。例2)報徳学園
・生徒会長:15点、3年間皆勤:15点、英検・漢検準2級:15点・部活のキャプテン:+10点、副キャプテン+5点、3年間部活を続けた+5点
・5教科の内申点20点以上あれば入試得点に加算
例3)関大一高・専願A(中学校成績重視型)
中学校からの提出書類による国語、社会、数学、理科、英語の評定(250点に換算)と音楽、美術、保健体育、技術・家庭の評定(100点に換算)と筆記試験(100点に換算)の合計450点に、活動実績の内容に応じた評価点
例4)甲南高校(推薦入試(1月実施)では以下①~③いずれかを満たす必要)
①中学校時代に生徒会活動、クラブ活動、その他の活動で特に高い成果をあげたと出身中学校長が認めた者※その成果を証明する賞状・新聞等のコピーが必要
②中学校3年生の主要5教科の5段階評定平均が3.8以上(10段階評定では6.4以上)
③英検準2級以上を取得している者こういったところもあります。
が、基本的には私立入試は“当日一発勝負”だとご理解下さい。
(4)まとめ
どちらかというとイメージが先行する「内申点」という言葉でも、状況が異なれば数値化の方法も異なります。(都道府県がごとに計算方法が異なります)
公立高校の一般入試では「部活を3年間続けた」「生徒会活動を頑張った」「英検で上の級に受かった」というのは数値化されることはありません。
だからといって、“頑張っても意味がない”などという非常に冷めた意見に対しては普通、誰も同意しないと思います。
2020年に向け今、教育界は恐ろしい勢いで変わろうとしています。偏差値一本だけで見ていく入試は確実に変わりつつあります。
コミュニケーション能力を見たり、何かをやり遂げる力や情報を活用する力を測ったり。
特に何かひとつの分野でよいので、やりきったという経験が評価されていく方向性は今、確実にあります。
あと、英検に関して言うと、英検等のいわゆる「外部検定」を大学入試に活用する大学が急増し、もはや一般的なことにもなっています。たとえば、広島大学では英検準1級を持っていれば、センター試験を満点扱いとしています。
英検3~4級ではそういった優遇は受けられませんが、3級を持っていないと、準2や2級には挑戦しようという気が沸いてきません。公立の一般入試には組み入れられていなくても、今取っている級がいずれ繋がってくる時がきますのでここは長い目で見てチャレンジをしてもらうのが良いと思います。
あと、雲雀、履正社、武庫女、百合学園などでも英検合格級によって、加算される仕組みなどがあります。
たとえば
・雲雀丘学園:2級:当日90点扱いもしくは当日点を比較し高い方を採用 準2級:当日80点扱いもしくは当日点を比較し高い方を採用
・履正社:(1)2級は100点、準2級は90点、3級は80点とし英語の試験と比べて高い方を採用、(2)4級以上点数加算
・百合学園:2級は30点、準2級は20点、3級は10点
・武庫川女子:準2級は10点加算、2級以上は20点加算
などです。
それはいわゆる“内申点”というかは微妙ですが、これまでの日常的な頑張りが点数化されることは間違いありません。
伊丹の高校受験情報
- 2017.02.13今年の動向・人気をおさらい(伊丹とその近隣校)
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さて、受験生はこの金曜(面接等は土曜)で私立受験を終えました。
早いところは今日ぐらいから判明してくることでしょう。
ドキドキしつつ、知らせを待ちたいと思います。
さて、残すは公立の推薦・特色選抜のみとなりました。
公立の一般入試での今年の動向・人気をおさらいしておきたいと思います。
元にするデータは11月の希望校調査です。2学区(学区外も一部入れています)は現状、以下のようになっています。去年の同時期との比較も入れつつ、見ていきたいと思います。(表自体は岩田が作成しています。)
※「昨年比」の部分が大きくマイナスになっている場合は、倍率は下がるであろうと見ていただいて、おおむね間違いありません。
~見て取れる点を以下、ざっとまとめていきます~
◆9月→11月の調査では、公立を諦める子達が多くいるため、減るところが多いが□囲みの部分は増えている。(他から乗り換えた層によって増えているのだろう)
◆意外と県立伊丹・伊丹西は落ち着いた(北高は予想通りの落ち着き)が、県高であれば稲園層の受け皿に、西高であれば県高・市高の受け皿になるので、安心はできない。が、第1希望に関して、両校は去年のような高倍率になることはないだろう。
◆川西明峰・宝塚東は“第1志望として”は定員割れは必至。もちろん学力にもよるが第1志望にしていれば、合格率は高められる。
◆市立伊丹は相変わらず、高倍率だろう。2年前の「1.35」程度か少しそれを超えるかも知れない。
◆武庫荘総合・双星(普通科)の倍率が厳しめなのは変わらず。武庫荘総合や双星 (普通科)は最終、1.5倍近くの極めて倍率になることも予想される。回避できることなら、宝塚東や川西明峰とするのも手である。
◆去年は伊丹が“受難”の年。高倍率校が頻出。今回は尼崎(稲園・武庫総・双星など)が受難と言えるのではないか。
ああだ、こうだと言っても、もうやるしかないんですけどね!
さあ、今週水曜が推薦・特色選抜です。塾でも最後の追い込みです。