伊丹の高校受験情報
- 2019.01.04【シリーズ内申点①】県立伊丹高校合格に必要な内申点は?
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伊丹市の高校受験専門の個別指導 学習教室サクセスの岩田です。
さて!今回、「内申点」に迫ってみたいと思います。
保護者の皆様、そして塾生立ちとお話しをしていると
「今ぐらいの内申(通知票)で、どの高校に行けるでしょうか?」という質問をよくうけます。「当日のテストでどれぐらい取れるか?」という部分もあり、一概には言えないのですが、1つの目安をお伝えするため、実際の生徒さんの例をとって紹介してみたいと思います。
具体的にイメージが湧くのではないかと思います。
まずは一旦、内申点の出し方を確認しておきたいと思います。
主要5教科は4倍、実技4教科は7.5倍して、計250点満点として出します。塾生のみんなも自分の「内申点」を出したことがない人はぜひ一度出してみて下さい。
では、実際の数値を紹介したいと思います。
【県立伊丹合格者の内申点】
※順不同。近年の卒業生のデータをピックアップ
204.5 193 208 226.5 231 227.5 204.5 223 199.5 230 234.5 189.5 235 189 203.5 215.5 といった具合で、平均は217.1点ということになりました。
す。下ギリギリで受かっている子で180代もいましたが、ちょっとこれは怖いでしょうね。
大部分のお子さんがオール4以上、つまり200以上あって受験をしています。
この平均の217.1というのはざっくり言うと
オール「4」で、「5」が3~4個ぐらい
(主要5教科か実技科目、どちらで5を取れているかにもよります)
といったところでしょうか。1つの目安にしてもらえればと思います。
伊丹の高校受験情報
- 2018.10.22進学セミナー2018でお伝えしたこと
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伊丹市の高校受験専門の個別指導 学習教室サクセスの岩田です。
金曜日は体験授業に3名のお子さんが参加してくれました。ホント、ありがたいことです。
もし入って下さった場合、しっかり成績面で貢献できるように向き合わせてもらいたいと思います。
さて先月は、いたみホール3F大会議室にて「進学セミナー2018」といういことで、高校入試の進学説明会を行いました!
ざっとは先日のブログで紹介したのですが、もう少し詳細を書かせてもらいたいと思います。
お話しさせていただいた点は、ざっと以下の通りです。
①受験の種類と内容
②各学校の難易度(私立・公立)
③入試において何が問われるか(受験形式ごと)
④合否のラインの見極め
⑤第2希望高の設定の具体的な仕方 などです。かなりの情報量を一定の資料にぎゅっと凝縮しましたので、1つつをそこまで長時間とってお話出来なかった部分はあります。個別的にこの学校はどうか?などという場合はまた別途ご相談いただければと思います。
選抜の仕組みが変わって以後、かなりデータが取れてきた感じはあり、実際の合否の「カットライン」が各学校何点ぐらいだったか、という部分も把握できつつあります。
色んな関係で、それを書面上で堂々とは書けないのですがm(_ _)m、こちらでは把握できていますので進路相談の際、材料としてお話しさせていただければと思います。
説明会でもお伝えしましたが、資料に対して少し補足と言いますが、文面には載せられていない部分など、以下に書かせていただきます。
●私学は基本的に「当日一発勝負」なのですが、以前に比べ、学校成績を見たり、英検を点数化したり、“当日以外の要素”を見ることが多くなってきた感はあり ます。正直、漢検を評価する所は少ないのですが、英検はできることなら、取り進めておくのが良いでしょう。準2級以上から点数化してくれる高校があります。 (一部3級も。近隣では雲雀・履正社・武庫女・報徳・百合学院等)
●推薦入試や特色選抜は統一されたものではなく、学校(その科)独自のテストを課 します。よって、販売や公表はされていませんが塾にはかなりのストックがありますので、ご安心下さい。(例えば伊丹北高の推薦であれば14年分あります!)
●「私は(うちの子は)作文苦手だから推薦は無理!」というお声を毎年よく聞きます。ただ、推薦や特色選抜の場で 問われる作文には一定の傾向があります。何が毎年聞かれているか?何を答えれば良いのか?ということを適切に捉えて練 習をしておけば、“どうにかなる”という確信をこちらは持っています。行きた いコースがあるのに、こういう理由で早期に諦めたりせず、塾までご相談下さい。
●推薦・特色選抜入試は、やはり「内申型」の生徒が有利。「偏差値50で内申170点」が1つの対応目安。例えば、偏差値が48ぐらいなのに、内申が200ぐらいある子などは女 子に多いタイプ。こういう子は本当はその蓄積を活かし、推薦で入れた方がうまいやり方。逆に、偏差値55あるが内申 は140ぐらい、という男子も意外に多い。こういう子はいわゆゆる「実力型」。高偏差値の私立に一発勝負に出るのも1つの手ではある。
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- 2018.03.20ついにこの日を(平成30年度公立一般入試合格発表)
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伊丹市の高校受験専門の個別指導 学習教室サクセスの岩田です。
さて、昨日は公立高校の一般入試の合格発表でした。
朝10:00からの発表。
もちろん僕らも教室に詰めており、みんなからの知らせを待ちました。
本当にドキドキの、そして長い一日でした。
10:15を過ぎたあたりから、皆ぞろぞろと教室に立ち寄って報告に来てくれました。
市立西宮、尼崎稲園、県立伊丹などでは、まずまずの倍率の中、全員合格してくれました。
ここは大きかったです。
トータルで見たら、第1希望がだめだった子もいますので、その子たちのことを思うと手放しにワーっという感じではいけません。
それぞれがこの日に至るまで努力をして、それぞれが思いをもって、迎えてくれたのだと信じてます。
その頑張りに、心から敬意を表したいです。
受験生の皆さん、本当にお疲れさまでした。
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- 2018.02.07【稲園・伊丹北高・市立伊丹GCなど】推薦・特色選抜の倍率確定!
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伊丹市の高校受験専門の個別指導 学習教室サクセスの岩田です。
さて、昨日で推薦・特色選抜の倍率が確定しました。
http://www.hyogo-c.ed.jp/~board-bo/kisya29/3002/index.htm
・稲園 1.89
・伊丹北 1.24
稲園は例年より少し落ち着きましたね。伊丹北は例年並み。ちょっとほっとしましたが、ほか
・市立伊丹GC 1.63
・市立伊丹商業 1.95
・武庫荘総合 1.54
・県西宮 1.98
など、まずまずの倍率になっているところもあり、油断は全くできない状態です。
この3週にわたり面接練習もかなり積んでいますが、成果が出せるよう
どうか塾生達には、落ち着いて臨んでもらいたいです。
さて、塾では今週より、ニュースレターをはじめ、色んな配布物をお配りしています。
まずは私立までのこの「水」「木」「金」。
この3日間を大切に対策していきたいと思います。
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- 2018.01.26小学英語の研修会に行ってきました!
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伊丹市の高校受験専門の個別指導 学習教室サクセスの岩田です。
昨日は神戸まで、小学英語の研修会に行ってきておりました。
来年度(4月から)、小5〜小6の子は学校で「教科として」英語が始まりますね。
※正確には英語ではなく、「外国語」と言わなければならないようですが…。
来年度から全国統一で使用される教科 「We Can」のこともだいぶ情報収集できました。
ここで全てを書くことはできませんが、かなりよくできた教材であると思っています。
「英語嫌いの子を絶対に作らない」「文法指導を行わない」ということを基本としているので、
基本的に3単現のSも扱いません。
小5〜小6の2年間、それなりの教材も渡し、がっつりやっていくのに、
3単現のSを避けた表現ばかりをやっていくなんて可能なのか???
と疑問を持ちました。
その解決策(回避策)は、まさかの奥の手です。
3単現のSを使わないといけない場面、つまり主語が三人称単数の場合は、canが埋め込まれているようです。
→つまり、原形として使うということ
凄い…。その発想はなかったです。
そういう事情で無理矢理(?)canを入れて、レッスン内での文脈感は保てるんですかね…(^^;)
ただ、中学生以上の教科書のように“文量”が少ないからやろうと思えば、可能なのでしょうね。
でも実際のリスニングの中では、普通にガンガン出てくるようですが、そこは軽くスルーするようですね。
現場で教える先生は大変そう…(^^;)
さて、サクセスの小学英語も考えまくりますよ!
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ご入会に関して、ご不明な点などありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい(^^)/
また、「入会相談専用ラインアカウント」も設けておりますので、こちらからでも結構です。
ご不明な点は誠心誠意、しっかりとご説明をさせていただきます!!
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- 2018.01.22今日から推薦入試対策の面接練習です!
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伊丹市の高校受験専門の個別指導 学習教室サクセスの岩田です。
さて、今週も始まります。
先週の振り返りとして、、、
ついにインフルエンザが本格的に来だしたかな、、、というのは感じますね。
先週も3〜4人ほどいましたし、かかってしまった講師もいます(>_<)
大人も気をつけないと!ですね。
さて、伊丹西中の1〜2年生が今週末に実力テストがありますので、その対策をしています。
基本的には過去問を用い、演習&フォローをしています。
そして!今日から面接練習を始めます。
今年も推薦や・特色選抜入試を受けるお子さんが大勢いますので、夕方の時間を利用し練習していきます。
毎回の面接は観点ごとに点数化し、本人らにフィードバックしていきます。
これをやるとやらないとでは大違いなので、しっかり鍛えられて欲しいです。
面接自体に関しては以前、旧ブログ(アメブロ)でまとまった記事を書いたことがありました。
もし気になる人は参考にしてみて下さいね(^^)/
では今週もよろしくお願いいたします!
【その1】
【その2】
【その3】
【その4】
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- 2018.01.19伸びる高校、落ち目になる高校をオープンスクールで見分ける!
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伊丹市の高校受験専門の個別指導 学習教室サクセスの岩田です。
さて、今日は少し長くなりますが、「オープンスクールの見所」について書かせていただきます。
いわゆる「オープンスクール」という高校説明会が、だいたい私立でも公立でも夏ぐらいから始まります。
早いところは6月ぐらいからやっているところもあります。
しっかり聞いておくポイントは何なのかという部分は、お子さん、もしくはご家庭が「高校生活に何を求めるか」によって変わる部分が多いかと思います。基本的には勉強面かと思いますが、部活や就職のことなど、やはり様々です。
ただ昨今のコンプライアンスが重視される社会情勢や、変わりつつある大学受験のことなどを考え、以下の点をしっかりと示されている高校が今後強いのではないか、と思います。私の主観が少し入りますが、ここ数年の流れを加味しつつ、整理していきたいと思います。
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1.いじめ対策への本気度
2.高校としての“大学受験観”が示されているか
3.アクティブラーニングをどの程度入れているか
4.英語の外部検定に力を入れているか
5.キャリア教育------------------------------
1.いじめ対策への本気度以前、現学区内の公立高校でいじめに関する重大な事件があってから、志願者がガクンと減った事例があります。
「いじめは昔からあったんだから、多少は仕方ない」という姿勢ではなく、学校として毅然とした態度で臨んでいるということを示しているか、という点です。
昨今、バラエティー番組でもマイノリティにある人への配慮がかなりされるようになってきており、各種のハラスメントは厳しく糾弾される世の中になってきました。
この風潮が良いとかやり過ぎじゃないかとかの議論は一旦さて置き、社会全体がそういう方向に来ていることは間違いはありません。
その流れを高校の場でも取り込み、校内での人権侵害を許さないという姿勢(=気概)があるかが大切なような気がします。
2.高校としての“大学受験観”が示されているか
2020年のセンター試験廃止を皮切りに、大学受験はどんどん変わっていきます。知識や暗記はもちろん大切ですが、それをどう活用できるか?という能力がどんどん問われてきます。
それに対してどのように力をつけていくのかという方針が示されているか、は重要でしょう。
この点に一切触れられていないのであれば、変わりゆく大学受験に対し、何ら手を打とうとしていない可能性すらあります。
「今後こうなるから、こういう力をつけます」という部分を言っているか、という部分ですね。ただ、「今後こうなる」という部分に関しては、先行きが見えづらく、非常に予測が難しい部分もありますので、学校により多少見方が変わっても問題はないと思います。
3.アクティブラーニングをどの程度入れているか
今、時代は完全に“アクティブラーニング”の時代に入りつつあります。
教師が一方的に知識を与え続けるのではなく、生徒自らが問題意識を持って調べたり、時に共同して何かを作り上げることにより、学びを深めるという欧米型の学習法です。
これは授業をする方にも一定の技量と計画性が求められるので、二の足を踏んでいる高校も多いのが現実です。
ですが、変わりゆく大学受験に対応するためにも、また海外の大学を受ける力をつけるためにもその導入は不可避だと思われます。
4.英語の外部検定に力を入れているか
上の2とも関連しますが、日本のこれまでの英語教育の反省から、英語では「4技能」をしっかり鍛えよう、という方向性で文科省も動いています。
4技能とは「読む」「書く」「聞く」「話す」です。ただ、その4技能を大学受験のその日にだけでバランス良く検査することは非常に難しいことです。
そこで事前に受けていた英検やTOEICなどの英語の外部検定をそのまま大学受験の際の材料(加点対象)にするというのが今後の既定路線です。
すでにそのような流れは高校入試にも流れて来つつあります。(雲雀丘や報徳、履正社など近隣でも多いです)グローバル化への対応ということもあり、学校を挙げて英語の外部検定で上位の級やスコアをとらせる方向で動いている高校は、卒業時のことを考えるとやはり安心ではないでしょうか。
5.キャリア教育
これはおまけ編みたいなもので、この点をそこまで明確に言っている高校は少ないかと思います。
「AI(人工知能)登場で、現在の職業(職種)の大半は10年後にはなくなってしまう」などと言われています。
そのような観点から、「将来何がしたいのか」「自分にはどういう適性があるのか」という部分をこれまで以上に考えさせ、教育していくという分野です。
伊丹北高など総合学科の高校はこういったことに、以前から比較的熱心でした。
今後こういう分野は、爆発的にとはいかなくても、ジワジワ広がりを見せるのではないかと思いますし、力を入れてくる高校も多いのではないかと思います。
伊丹の高校受験情報
- 2017.12.22第4回 高校受験ミニセミナーを実施しました!
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伊丹市の高校受験専門の個別指導 学習教室サクセスの岩田です。
さて、今週は第4回高校受験ミニセミナーでした!
高校受験ミニセミナー
今回お届けした内容は主に下の2点です。
■モチベーションの保ち方(保たせ方)
■合否ラインの読み
合否ラインの読みとしては、今年の動きを考え、カットライン予想を示しました。
それに対してどれぐらい取れるか、、、というシミュレーションをしてもらうという流れです。
質疑応答の時間も設けていますので、一通りのことをお伝えしてからは、
いくらかの疑問にお答えしていくような感じで進めて参りました!
伊丹の高校受験情報
- 2017.11.14伊丹4校の大学進学実績をまとめてみました!(^^)/
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伊丹市の高校受験専門の個別指導 学習教室サクセスの岩田です。
さて、懇談等でよく聞かれることもよく聞かれることなので一度はっきり数字を出して、グラフ化でもしてみようかと以前から思っていた部分をお伝えしたいと思います。
「伊丹4高の大学進学実績はどうなのでしょうか?」というご質問をよく受けます。
近隣に絞ってしかも4年分ぐらい(それ以上前は不要かと思います)の推移がわかるものがお渡しできると良いな、と思っておりました。
そこで、今回調べてグラフ化してみました!
出典としては、各高校が出しているホームページ上の数字からとっています。
ざっくりと分かっていただけるように、今回は「関関同立」と「国公立」の合計をそれぞれ書いています。「国公立といっても色々では…」と言われてしまえばそれまでなのですが、それらを合計すると目安は十分に見えてくるかと思います。ぜひ参考にしていただければと思います。
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- 2017.11.13兵庫2学区の希望高調査2017発表~去年と比べてどうなっているか?~
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伊丹市の高校受験専門の個別指導 学習教室サクセスの岩田です。
9月の時点での公立高校の「希望高調査」が教育委員会より発表されていますね。
やはりこれは僕らもヒヤヒヤというか、ドキドキしつつ見ました。
伊丹を中心とした近隣校中心になりますが、昨年の同じ時期(9月)の希望数と今年とを比べた数値を見ていきます。
また10月に次の入試の定員も発表となりました。そちらも合わせて記載しております。近隣高での定員減は2校です。
宝塚東と県立宝塚はそれぞれ40人減らして280人定員となりました。定員を満たさない年が続いたり、そういう学校が近接している地域などは、自然な流れとしてこの様になってきますね。
※□囲みは定員が40人減
まず、こうしてみると伊丹市内4校(普通科)が意外と落ち着いていることが分かります。
去年の9月の段階で比較した場合に、去年より人数が多い普通科は、伊丹西高の「+23」のみとなります。ただ、注意が必要なのは、
・この学年人口は1つ上の学年と比べると-861人
・公立高校希望者が全体としてやや減少しているということも要因として挙げられますが、去年に比べ減った部分がどこに回ったか、やや腑に落ちない部分はあります。
県立伊丹・伊丹北・市立伊丹はここだけを見ると希望者は昨年より減っているのですが、尼崎稲園が「435」と高いということからすると、そこから志望校を落としてきた子らが県立伊丹・伊丹北・(市立伊丹)に回ってくる数が一定見込まれますし、予断は許されない状況です。
特に市立伊丹は昨年倍率がかなり落ち着いたので、よくある「リバウンド現象」で今年多く集まってしまうことも予想されます。
GCや商業の希望者が堅調なことからもわかるように、市立伊丹自体に人気の陰りはないと言えるでしょう。
川西明峰は今年も少なめ。今年も伊丹西受験の際の滑り止め(第2希望)としては機能するでしょう。
伊丹西受験の際の滑り止めという意味でいくと、宝塚東と尼崎西は川西明峰に比べると少し慎重にならざるを得ない要素があります。
まず、宝塚東の定員が40名減っていること。そして尼崎西は今年は例年より希望者数がやや多い(同時期比で+30人)という点です。
あと、市立尼崎の体育科がちょっと凄いことになっていますね…。
定員80人に対して希望者が233人です。去年“高騰”した尼崎の各学校ですが、ざっと全体を見る限る希望者は減っているので、少しほっとしています。
ただ、とはいっても武庫総であれば、定員320のところを484人希望、双星も200人のところを413人希望なので、かなり厳しめです。前述の稲園も同様ですね。尼崎は伊丹以上に厳しいのです。
合否ラインの読みが少し難しそうになれば、ご遠慮なく塾までご連絡下さい!過去データを元にどれぐらいの位置にあるかをお伝えいたします。(そのためにも模試受験は必須です!受験をお願いいたします)
ただ、全体通して言えることは、「今後、散らばり、ならされていく」ということです。これは絶対に言えることです。このままで入試を迎えることはありません。実質は倍率は落ち着いてきますのでご安心ください。(あと11月にも同様の調査結果の発表はあります)
あと、こういう話をすると毎回、「だからどうするか」という部分になるのですが、
やはり「力をつけるために励む」。
それに尽きると思います。倍率などの”周辺環境”は自分では変えられません。それを100%受け入れ、やるしかありません。
覚悟を決めるには厳しめの数字を目の当たりにすることは良いことかも知れません。