- 2024.07.23大学受験の講演会をしました!
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皆さん、こんにちは!
連日、めちゃくちゃ暑いですね。。。いかがお過ごしでしょうか。
さて、こないだの土曜日は「いたみホール」の6階「中ホール」にて、大学受験の講演会を実施しました。
学習教室サクセスと、同じ伊丹でされている個別教育リバース(リバース予備校)さんとの共同開催です。
このような形で実施しました↑
当日、多くの高校生と保護者の皆さまに来ていただき、会場は熱気に包まれました。
ご来場、ありがとうございます!
始まってしまえば、あっという間の2時間。野田先生はさすがの講演です。
2時間+α(質疑応答など)、大学受験に向けての非常に骨太なお話をしていただきました。
ちょっと難しい部分もあったかも知れませんが、必要な事実をすべて突きつけ、そして子どもたちの怠け心を・言い訳に走ってしまう心に、忖度無しでぶった切っていただいた感じです。
まさしく、骨太な講演会でした。やはりこれは”野田先生+2時間”という状況下において可能になったことだと思います。
- 2024.05.16「勉強が一番簡単でした」?~韓国のベストセラー勉強本より~
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皆さん、こんにちは。塾長の岩田です。
さあ、何とも挑戦的な(笑)タイトルのこの本。チャン・スンスさんという方が書かれた本で受験大国、韓国で非常によく売れている本です。
人口約5000万人の韓国で70万部売れているということは日本での150万部超えの超ベストセラーに相当するといったところでしょうか。
日本では学習方法論・受験本が150部売れるということは、まずあり得ません。韓国ではこのような本がよく読まれているようで、いわゆる”受験大国”として社会的な関心も高いのでしょうね。
勉強の方法論や考え方に加えて、筆者の体験談・失敗談に割かれたも多く、読み物としても楽しめる要素が強いと感じました。
私も仕事上、日本の学習本はよく読んでいると思いますが、”韓国産”のものはあまり記憶にありません。今回読んでみて、興味深かった部分を少しピックアップしたいと思います。興味ある方は、本書を手に取っていただければと思います。
〔ポイント1 原理原則は同じ〕
これは読み進めていて確信しました。日本でよく売れている学習本と何が異なるか、という目で見ていきましたが、学習効果を上げていく上での原理原則は同じと見てよいでしょう。国によって異なるとか、そういうことはありませんね。その点は妙に安心しました。共通している原理原則は以下かと思います
●「勉強が楽しい」と自分に思い込ませるしかけを工夫してつくる
●勉強時間と成果は正比例ではない。壁を打ち破るためのスランプ期間はある
●誘惑を断ち切る方法を仕組みとして持っておく
●習慣づくりに注力すべき
●教科書を真剣に読むこのあたりは繰り返し出てきますし、日本で普通に言われていることと重なります。筆者の表現上の特徴はありますが、内容に目新しいことはないように思います。逆に言うと、国や環境が違っても出てくることは、「それって本当に大切なんだろうな」と理解すべきででしょう。
〔ポイント2 教科書を真剣に読む〕
先ほど上げた点を1つ取り上げます。中高生にとっては、教材はたくさんあります。学校でもらった教材、塾の教材、あと本屋さんに行けば、いくらでも良い教材が並んでいます。ただ、いろんな教材を使うことが大切ではなく、まずは教科書を精読する、ここに全ての基本が入っているように思います。
教科書を軽視する人がたまにいますが、非常にもったいないことです。教科書は、多くの”識者の目”(=いわゆる賢い人)が入り、長い時間をかけて少しずつ改良されながらできた産物です。しっかりと活用する方が、絶対に近道です。この本の中でもその重要性は説かれています。少し長いですが引用します。皆さん、教科書を徹底利用しましょうね!
- 2024.04.18今年も始まりました!
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皆さん、おはようございます。
あっという間に桜も見頃を過ぎ、暑いぐらいにポカポカしてきたここ数日です。
さて教室では4月の新学年での授業も始まって、みな元気に来てくれています。
この4月から新しく加わった生徒さんも多く、フレッシュな雰囲気でスタートがきれているのではないでしょうか。
不安なことはある人は、遠慮なく教室長まで相談してくださいね。
今学期も頑張っていきましょう!
※下の写真は、講師の山下先生がつくってくれたものです(^_^)。宮ノ前教室に置いてあります。すごい…。
- 2024.03.08【新規開校!】サクセス荒牧教室ができるまで
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【新規開校!】サクセス荒牧教室ができるまで
さて、この度【荒牧教室】を開校致しました。地域に根ざした教室になるよう、教室長共々に精進して参りますので、引き続き、よろしくお願いいたします。
さあ、ここからは包み隠さずレポートをしていきまいります。荒牧教室の物件を借りる契約開始日は2月15日(木)でした。わずかな期間でしたが、何とか3月からの開校にもってくることができました。というのも、こちらは建築会社のサブオフィスとして使用されており、内装などは元々できていたのです。
年度末というのは職人さん幸が忙しく、内装工事等がなかなか進まない事が多いのですが、工事はほぼしていませんので、すぐにスタートを切ることができました。非常にラッキーでした。とはいえ、色々と荷物を運び込んだり机や椅子を組み立てたり、配置を考えたりなど、やはりやるべき事はあれこれとあるものです。
どうにか必死で準備を進めました。非常にきれいなでオシャレ、そして勉強に集中できる空間ができたのではないかと思います。そのあたりを少し紹介させていただきます。
入ってすぐはこんな感じです。長辺が240㎝ある大きなミーティングテーブルを置いています。ここで面談をしたり、生徒さんが自習できるフリースペースにもなるかと思います。
天井は木目調で非常に目に優しいです。また間接照明も施してあり、落ち着いた空間が広がります。鍵は物理的な鍵で開け閉めするのではなく、非接触型のキーですべて開閉を行います。生徒さんが見たら、「おお~」と喜んで見てくれることは間違いありません(笑)
奥の部屋には小窓がついており、奥の部屋の様子はつぶさに分かる状態になっています。主に奥の部屋で授業を行う予定です。
サクセスではどの教室も個別で授業を行うのですが、背の高いパーティションは置いていません。以前、高価なパーティションを置いていた時期もあったのですが、もったいなかったのですが全て捨ててしまいました。理由は簡単で、「さぼれる要素」になり得るからです。
背の高いパーティションを置くと、絶対に“死角”がどこかに生じます。これにより生徒さんがスマホをいじったり、ぼーっとしたり、サボったり…こういうことがやろうと思えばできてしまう空間をいくらか生んでしまうんですね。授業は真剣勝負の場ですので、サボれてしまう要素を排除しなければなりません。そこで思い切ってフルオープンな形にしています。
ある程度の「見られている」感は集中力を保つ上で絶対に必要です。また教室長が、皆がどういう表情・様子で勉強しているか一目で分かるようにしておくことは本当に大切なことだと思っています。その把握という意味でも、サクセスでは“密室化”させずに、フラットな・オープンな場で勉強する、ということを大切にしています。
さて、少し脇道にそれましたが、話を戻します。机も椅子も新品です。高かったです…(笑)。品質の非常に良いものです。皆さんに大事に使っていただければ嬉しいです。心を込めて、組み立てていきました。大丈夫だとは思いますが、皆が転んだりしないように、しっかりとネジを固く締め、がたつきの無いようにしています。
座り心地も非常に良いイスです。僕がここで仕事をしたいぐらいです(笑)。エアコンも非常に馬力のある新しいものが2機ついており、よく効きますね。ありがたいです。
今後、机の配置を使っていく中で最適化していきますが、よかったら使っている皆さんの声も聞かせて下さい。ご意見も取り入れつつ、よりよい配置にして使っていきたいと思っています。
あと、セキュリティ面もバッチリです!何かあればALSOKさんの警備が駆けつける状態ですし、教室の監視カメラも常設。サクセスの他教室にはないぐらいセキュリティー的にも堅牢な状態で教室の稼働を始められます。
あと、自転車は教室前のこの部分にきれいに並べて停めて下さいね!
あと入室した際は、入退室カードをタブレットにかざして「エントリー」をお願いします。この通知が保護者・ご本人のLINEにリアルタイムで「入室しました!」と通知が来ますし、そのポイントがたまっていって、図書カードなどと交換可能となります!このあたりもぜひ楽しみながらやってもらえればと思っています(^_^)
また教室長の宿南はサクセスの卒業生でもあります。市立西宮高校から立命館大学に入学後、学生講師として4年間講師として勤務。そして2023年から社員として入社し、2023年度は専任講師として昆陽教室や中野教室で授業を毎日のように重ねております。基本的には文系ですが、理系科目も担当してきました。学習指導はもちろん、懇談等を通して塾生の皆さんの受験校決定などに関わって参りました。
これまで行った授業は4100時間以上(2024年1月末時点)。私から見ていて、生徒さんからの人気も高く、「絶対に宿南先生に担当してほしい!」という子が非常に多くて困る(笑)印象です。次ページでは、宿南本人からの自己紹介を書かせていただきます。
- 2024.02.282024春のキャンペーン実施!
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こんにちは。塾長の岩田です。
さて!【春のキャンペーン】のお知らせをいたします。
春のキャンペーンとして夏期や冬期と同様、以下のようにお得なキャンペーン期間を設定します。
ぜひご検討下さい。
3月1日(金)~4月4日(木)21:00のお手続き1.入会金半額2.春期講習受講で入会金無料
なお「春期講習受講」は10コマ以上とさせていただきます。よろしくご検討下さい!(^_^)
- 2024.02.27【倍率仮確定】2024公立高校一般入試
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岩田です。こんばんは!
さて、今日で令和6年度の公立高校一般入試の仮の倍率が確定しましたね。
これから志願変更の期間がありますが、仮の確定です。伊丹4校は以下のような倍率になりました。
●県立伊丹 0.97倍(志願者数271/定員280)
●市立伊丹 1.31倍(志願者数210/定員160)
●伊丹北 1.41倍(志願者数198/定員140)
●伊丹西 1.31倍(志願者数329/定員252)
それにしても尼崎稲園は1.44とこれは毎年のこと。そして今年特筆すべきは伊丹北の1.41でしょう。
元々多めには出ていましたが、そのまま保ちましたね。市立伊丹も去年の倍率を超え(今1.31倍です)、伊丹西もそれに並んでいます。(1.31倍)
こうしてみると今年は、県立伊丹が手薄になり、他がよく集まったというところでしょうか。
宝塚が倍率スカスカなので、宝塚に近い伊丹北が受け皿になっておりこの高倍率と見る事ができます。
とにかく、この数字がでると否が応にも緊張感が走りますね。体調に気をつけて、頑張って欲しいです。
- 2024.02.072024入試でのリスク管理! ~もしコロナ・インフルになってしまったら~
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●2024入試でのリスク管理!~もしコロナ・インフルになってしまったら~
さて、この時期やはり怖いのが入試の際、コロナやインフルにかかってしまうことです。もちろん罹らないように心がけるのが一番なのですが、「もしも」の時のことを知っておくことは大切です。
大学入試に比べ、高校入試では基本的に浪人を作らない仕組みです。よってその救済措置は講じてあると見ておいて大丈夫です。意外と知られていない事なのですが、大切な情報ですので、ここにまとめておきます。
〔私立高校〕
私立高校に関しては、基本的には各学校への問合せ・要項の確認をしていただくことになります。例えば近隣高校で例を挙げると、報徳はコロナ等に罹患した場合「1.5次」試験として2月15日(木)に受験ができると明示されています。同様に園田学園でも入試要項によると「追試験を受験することができます」という記述があります。日時は明示されていませんが、問い合わせたら教えてもらえるはずです。他の高校もこういう形が多いかと思います。いわゆる「併願高」で、多くの受験生が受ける高校では、このような措置がされていることが想定されますので、不安であれば念のため確認されると良いかと思います。
〔公立高校〕
公立高校でも同様の措置があります。2024年1月10日の県教委の発表によると、特別措置◆2月15日(木)の推薦入試 → 3月12日(火)に特別選抜
◆3月12日(火)の一般入試 → 3月26日(火)に追試験
とのことです。推薦でも措置がとられるということですが、これは実施日が3月12日(火)であることを考えると、一般入試の問題を受験した結果を推薦入試先での成績に置き換えて合否判定がされる特殊な形態かと思います。内申点等も加味し、定員の空きの有無(無いことがほとんどですが)なども考慮し、やや辛めの”総合判断”になることかと思います。
また、3月26日(火)に一般入試の追試があるとのことですが、これは昨年も同様でした。基本的に3月12日の一般入試で合格者の枠(定員)を全て埋めてしまうことになるはずなので、追試でどれほどの合格者を出すのかは、見えません。日程的に3月末まで受験を引っ張り、進学先が決まらないことは、かなりのストレスでもあります。公立の一般を受けるのであれば、やはり普通に12日に受験できるようもっていきたいところです。
あと今回大きな変更点になった点として、追試受験の”資格”が、去年まではコロナかインフルエンザのどちらかのみだったのですが、今年から以下のように対象が拡大されています。
追試受験の”資格”コロナ・インフル・月経随伴症状等の体調不良、疾病、負傷、事故・事件、痴漢の被害、自然災害等
のように、もしもの時に特別措置が講じられていることはありがたいことです。
ですが上でも触れたように3月末まで”引っ張る”ことは大変なので、やはりそれまでに健康体で受験できるよう体調管理には気をつけていきましょう。
- 2024.01.05【謹賀新年2024】学力って「いつ伸びのる」のか?
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皆さま、あけましておめでとうございます。今年もどうぞ、よろしくお願いいたします。
2024年、令和6年となりました。新年から地震もあり、大変なスタートとなりました。被災された皆さまには心よりお見舞い申し上げます。
教室も今日から稼働しており、朝から冬期講習で頑張っている子たちの熱気で満たされています。
さて今日は「学力っていつ伸びのるのか」という点について考えてみたいと思います。
受験生にとっては何が何でも実力を確実に上げたいこの時期です。
ここでちょっと考えてみて欲しいことが、「学力っていつ伸びるのか」という話です。
「え、そんなこと考えたことなかった」
「授業を受けているとき?」
「家で復習しているとき?」
「寝ているとき?」
↑脳の休息時に記憶が定着すると言われていることを考えると、
あながち間違いではないなど、色んな反応が来そうです。「学力」と言っても、例えば英語のスピーキングのようなものなのか、日本史の人名などを正確に書くことなのか、英語や国語で長文を読む事なのか、数学で正確に計算を進めていくことなのか、文章題で立式することなのか、細かいばらつきはあることは許容の上で聞いていたければと思います。
◆学力がいつつくのか?
→腑に落ちた、その時色んな言い方はあるにせよ、結局そういうことだと思います。
それは授業中に起こるかも知れないし、家庭学習の中で復習をしながら感覚が馴染んできて”腑に落ちる”現象が起こっているのだと思います。記憶が強化されたというのか、脳内でその知識・技能がすぐに取り出せる場所に配置できた、とでも言うべきでしょうか。要は定着して、使えるということです。
私の感覚で言うと、学校等で授業を「聞いているだけ」の時にはそれは起こりにくく、自分が手を動かして問題を解き、試行錯誤も経て獲得するものだと思います。サクセスの授業内での演習時間や間違いの解き直し、また家庭時間に「それ」が起こりやすいというのは事実だと思います。となると、自分が勉強を進めていくなかで、今やっていることが
◆腑に落ちたか(真に納得できたか)
◆自分がそれを取り出せるように・使えるようになっているかこの点を、自分で振り返りながら勉強を進めてほしいです。ガムシャラにやるのも良いのかも知れませんが、少し引いて自分を眺める視点も大切です。
日々の取り組みの中で、これらの感覚を研ぎ澄まして、見つけ次第潰していくことが”学力がつく”、という現象なのだと思います。このような感覚が弱い・怪しいのであれば、復習の時間をどうにかとって、納得するまでやるしかないのだと思います。自分を振り返る目をもちつつ、進めていけるのがやはり理想です。
最後に1点!
サクセスのインタビュー記事が「塾シル」さんという塾のポータルサイトで掲載されました!
よろしかったら、こちらからご覧ください(^_^)
- 2023.12.27冬期講習始まってます!~【東北大学合格】など~
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皆さん、おはようございます!
さて、クリスマスも終わり、いよいよ年末に向けてのカウントダウンが始まったきたような感じがします。
クリスマスでは来てくれた皆さんにちょっとしたものではあるのですが、全教室おやつ(チュッパチャプス)を持って帰ってもらいました。皆が喜んでくれたら嬉しいです(^_^)
教室では連日冬期講習の熱気がムンムンと漂っています。
やはり、受験に向けた一丸になるような雰囲気って良いですね。
今年の「合格」ということでいうと大学受験に関しては、公募・AO等すでに嬉しい声が出はじめています。
今年はサクセスとして、高等部再開から初めてとなる旧帝大合格がでました!
見事合格を勝ち得てくれたNくんには敬意を表したいです。
本当に合格おめでとう!
さて、下の写真は今朝の昆陽教室の様子です。半分ぐらいが授業として。また残り半分ぐらいが「過去問マラソンコース」の生徒さんです。
▲今朝の昆陽教室の様子
さて、今年も残すところ数日!体調管理に気をつけて、乗り切っていきましょうね!
冬のキャンペーンは1月12日(金)の21:00で終わります。この時期にお考えの方は、お早めにお願いします。
- 2023.12.04「正しい志望校」なんて、あるのだろうか?~自分が通う高校の不満をGoogleマップに書き込む人~
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◆「正しい志望校」なんて、あるのだろうか?
~自分が通う高校の不満をGoogleマップに書き込む人~さて、この時期といえばやはり志望校の決定です。高校入試寄りの話をします。志望校に関して自分の決定が本当に正しいと言えるのだろうか、そんな不安は尽きないと思います。「入ってから後悔しないだろうか」「ついていけるだろうか」「充実した高校生活を送れるだろうか」迷いは尽きません。それはよく分かります。
入ってから思っていたのと違った、という思いからでしょうか。自分が通う高校を悪く言う子たちも意外といるものです。先生の批判をしたり、雰囲気が悪いとか…。辛いことがあったり、色々と思うところはあるのでしょう。例えばGoogleマップのレビューとかを読んでいると、なかなか辛辣なコメントが多い高校もあります。不満を持った在校生・卒業生が色々と書いているのでしょう。そんな先輩の話を聞いていると、受験生はつい不安になってしまうものです。
そういう不安を持った子たちがいたら、言いたいことがあります。
「自分の決定が正しかったか?」と問うのではなく、
「自分の決定を正しいものにしよう」ということです。「決定が正しかったか?」なんて、結局よくわからないものだと思います。
私自身も高校・大学の選択が本当に正しかったのかなんて、未だによく分かりません(笑)。もっと他に道があったんじゃないかと、チラッと頭をよぎることがありますが、もう終わったことだし色々考えても仕方がないし、完全に割り切っています。
それよりも、今の学校生活を良くするために何か動いた方が、何倍も楽しいです。“後付け”だったとしても、自分の決定に自信を持てて、やっぱり正しかった!という気持ちは清々しいものです。
所得や学歴よりも「自己決定」がその人の幸福度を決める、という昨今の研究もあります。自分の決定によってできた環境の中で生きていると実感できることは、幸福な人生の大きな要因となるようです。すみません、何だか話が大げさなことになってきましたが、入った先での不満はあまり言わずに、自分の決定に一定の納得感を持って過ごしてほしいなあと。そして、“後付け”でも何でも良いから、入ってしまった後は、自分の決定が正しかったんだ、という現実を自分で”作っていく”ように気持ちを切り替えられた方が楽しいのではないかと。
志望校を念入りに考えることはもちろん重要です。重要ですが、最後に自分の中で踏ん切りをつけるのはこういうマインドだと思います。(↓写真は受験生にお配りしている「合格米」です(^^))