気になる本の紹介
- 2024.05.16「勉強が一番簡単でした」?~韓国のベストセラー勉強本より~
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皆さん、こんにちは。塾長の岩田です。
さあ、何とも挑戦的な(笑)タイトルのこの本。チャン・スンスさんという方が書かれた本で受験大国、韓国で非常によく売れている本です。
人口約5000万人の韓国で70万部売れているということは日本での150万部超えの超ベストセラーに相当するといったところでしょうか。
日本では学習方法論・受験本が150部売れるということは、まずあり得ません。韓国ではこのような本がよく読まれているようで、いわゆる”受験大国”として社会的な関心も高いのでしょうね。
勉強の方法論や考え方に加えて、筆者の体験談・失敗談に割かれたも多く、読み物としても楽しめる要素が強いと感じました。
私も仕事上、日本の学習本はよく読んでいると思いますが、”韓国産”のものはあまり記憶にありません。今回読んでみて、興味深かった部分を少しピックアップしたいと思います。興味ある方は、本書を手に取っていただければと思います。
〔ポイント1 原理原則は同じ〕
これは読み進めていて確信しました。日本でよく売れている学習本と何が異なるか、という目で見ていきましたが、学習効果を上げていく上での原理原則は同じと見てよいでしょう。国によって異なるとか、そういうことはありませんね。その点は妙に安心しました。共通している原理原則は以下かと思います
●「勉強が楽しい」と自分に思い込ませるしかけを工夫してつくる
●勉強時間と成果は正比例ではない。壁を打ち破るためのスランプ期間はある
●誘惑を断ち切る方法を仕組みとして持っておく
●習慣づくりに注力すべき
●教科書を真剣に読むこのあたりは繰り返し出てきますし、日本で普通に言われていることと重なります。筆者の表現上の特徴はありますが、内容に目新しいことはないように思います。逆に言うと、国や環境が違っても出てくることは、「それって本当に大切なんだろうな」と理解すべきででしょう。
〔ポイント2 教科書を真剣に読む〕
先ほど上げた点を1つ取り上げます。中高生にとっては、教材はたくさんあります。学校でもらった教材、塾の教材、あと本屋さんに行けば、いくらでも良い教材が並んでいます。ただ、いろんな教材を使うことが大切ではなく、まずは教科書を精読する、ここに全ての基本が入っているように思います。
教科書を軽視する人がたまにいますが、非常にもったいないことです。教科書は、多くの”識者の目”(=いわゆる賢い人)が入り、長い時間をかけて少しずつ改良されながらできた産物です。しっかりと活用する方が、絶対に近道です。この本の中でもその重要性は説かれています。少し長いですが引用します。皆さん、教科書を徹底利用しましょうね!
気になる本の紹介
- 2022.10.10これは強力!勉強法の「決定版」が登場
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こんばんは。岩田です。
さて、今日は『「勉強法のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた』という本を紹介します。
「それは反則やろ!」(笑) みたいな本です。
このブログ上でもたびたび話題にする“勉強の方法論”ですが、私もそういう本はよく読んで紹介したり、塾生の皆に伝えたりしようとしています。
例えば10人の著者が書いた方法論を読んでいると、10通りのものが示されているように見えますが、中身を見ると意外と“その人独自の見解”は少ないものです。これは間違いなく断言できます。
パクりとかマネとかそういうものではなく、本質的な部分ってやはり古今東西、誰にとっても被るんですよね。スポーツの上達でも同じことは言えるのだと思います。その“被る部分”にコアな真実が詰まっているんじゃないか、とも思えるわけです。
そこで、この本の登場です。
勉強法に精通した2人の著者が勉強法の古今東西の学習に関する名著を100冊選定して精読し、その中で何度も出てきている要素を“大事な順に”40個挙げていくというものです。本屋さんの棚から、他の勉強本を一気に駆逐できるぐらいの威力満点の本です。(笑)
もうこの本を1冊読んでしまえば、他は要らないのではないかとすら思えます。(大部分の子にとって、実際この1冊で十分な情報量が入っています)
色んな本を買って読まなくても、これを1冊で大事な部分を外さず掴めます。挙げられている要素をここでも紹介しますが、良かったら購入されて何度も読んでもらうと良いと思います。
本書の構成は以下のようになっています。100冊から抽出した「出る順40」が以下のように分類されています。
●本当に大切な8つの基本ルール(1位~8位)
●さらによい学びを実現する12のポイント(9位~20位)
●学びを継続し、目標に到達する20のコツ(21位~40位)特に最初の「本当に大切な8つの基本ルール」は、多くの著者が「大切」だと説く超頻出、出る順で8つの基本ノウハウです。項目に加えて、その概略や解説を少し付けさせていただきます。(小解説は岩田による)
1位 繰り返し復習する当たり前だが、復習の回数が多いほど記憶は定着する。特に1回目の復習は「翌日まで」にしよう。復習を複数回すれば、脳がその情報を「必要」だと判断し、脳内にとどめてくれる。
2位 「目的」と「ゴール」を明確にする
勉強と通して、自分が「どうなりたいか」を明確にすれば、意欲が湧き、行動が具体的になる。すぐには難しい場合があるが、「勉強できた方がカッコイイよね」、ぐらいでもOK。
3位 上手な「休憩」で学びの「質」が上がる
だらだらやらない。休憩をうまく入れて、集中できる時間を最大化する。「とにかく長時間」やるのではなく、「集中した時間を長時間確保」する意識で。
4位 「ごほうび」でドーパミンを活性化する
ご褒美を設定すると、意欲が続く。「今週必死でやりきれたら、友達と映画に行く」など決めて、勉強と自分の楽しい事とリンクさせよう。
5位 ゴールから「逆算」して計画を立てる
学習計画やすべきことの把握は、試験日や範囲などゴール地点から逆算して立てよう。時間は有限。無駄を省いて自分の行動を最適化しよう。
6位 スキマ時間を活用する
待ち時間などをうまく活用しよう。スキマ時間が生じたらやることを常に決めて、持ち歩いておこう。
7位 「集中しやすい空間」をつくる
自分が絶対に集中できる環境を確認し、確保しよう。やる場所だけでなく、スマホを預ける、物理的に電源を切るなど、付随する条件面もいっしょに決める。
8位 一夜漬けはしない。よく眠る
睡眠には記憶整理の機能も。夜更かしや徹夜は脳のパフォーマンスを確実に落とす。しっかり寝よう!
どうだったでしょうか?1~8を紹介しました。学年などにもよりますが、これら8つのうち6つぐらい意識できていればまずOKかと思います。これは「ノーマークだった!」という項目があれば、ぜひ取り組んでみてくださいね!必ず浮上のきっかけになるはずです。
気になる本の紹介
- 2022.02.182022大学受験大躍進!同志社大学/立命館大学/関西学院大学/関西大学/甲南大学 など
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こんにちは!岩田です。
さて、ここ数日私立大学の合格発表が立て続けにあったので、その報告を多く受けておりました。
もちろん、まだ分かっていない私大も多くあります。
今年、本当に高3生たちは頑張ってくれたと思います。
一昨日、部分的にあげましたが、現在の所、一般ではこのような結果が出ています。
【2022大学合格実績】※令和4年2月18日(金)現在
同志社大学 政策学部同志社大学 経済学部立命館大学 産業社会学部立命館大学 政策科学部関西学院大学 法学部関西大学 商学部甲南大学 経営学部大阪工業大学 知的財産学部 など高校コース再開の2年目。おかげさまで、大きな躍進になりました。ホームページにも速報的にあげています。社員や学生講師一同、そして受験生皆が必死になって、真剣になって取り組んだ結果だと思います。双方とも本当にしっかりやってくれていることは、受験前からわかっていたのですが、やはり結果として出ると嬉しいものです。
高3生に関しては、外部から講師を招聘し、我々社員が全員が年間通してコーチング講座を受講したり、どうにかこうにかして結果を出すべくやってきました。(↓はコーチング研修の様子)
さて!
そしてそして、、、高校受験としては、来週月曜推薦の発表があります。
気が気ではありませんね。。。
尼崎稲園は倍率2倍越えてますし、市立伊丹商業科もそうです。
尼崎稲園は検査Ⅰで大きな出題傾向の変更があったようです。
これまでの融合的な問題ではなく、検査Ⅰの中で国語・理科・社会が分かれて出題されており、国語では漢文も出題されていたようです。
「尼崎稲園で漢文??」少しビックリしましたが、稲園は問題の公表を2年前から「抜粋」にしたり、出題傾向を読ませないというか、いわゆる「対策されない」ように非常に警戒している感がありますね。
面接でもそうです。
今回も面接で「自己PRを1分間」など、4~5年前の稲園からはとうてい考えられないような(笑)、変更点です。
でもこれは、いいことだと思うんですよね、本来。
上っ面の対策で合格できてしまうのではなく、しっかりと対応できて山かけなどではなく、ちゃんと裾野を広くとって勉強してきた子が勝つ、ということですから。
僕らもそういう子らを育てていかねば、と思います。
「傾向が変わった」と言えば、伊丹北の推薦問題もそうだったようですね。
ここでは深く言及しませんが、やはり絶対普遍の問題はありません。
急な傾向の変化にも対応できるよう、考える力は身につけたいですね。
気になる本の紹介
- 2018.12.03【本紹介】世界標準の子育て ~いわゆるエリート本ではないことに共感~
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伊丹市の高校受験専門の個別指導 学習教室サクセスの岩田です。
さて!!今回は以前から紹介したかった本のことを書きます。
『世界標準の子育て』(船津徹著・ダイヤモンド社)という本です。この本のコンセプトは「環境や時代の変化に負けないたくましい子どもを育てる方法を伝える」ということで、
決して「エリートを育てる」本ではない、ということです。このあたりも共感でき、また非常に売れているということで、ついつい手に取ってしまいました。
著者の船津氏はホノルルにてTLC for KIDSを設立。校長として4000名以上の子どもの教育に携わった幼児教育の権威でもあります。中身は非常に実戦的で、科学的根拠が示されているものが多いので、腑に落ちます。良書だと思います。
まず冒頭にあるのは、教育やしつけに関して色んな考え方が成り立つ分野において、様々な研究により、「正解がある」という立場を表明しています。
これはインパクト大でしたね。最終的に「価値観次第ですよね」とか「色々考え方があるから…」などと済まされてしまうような事にも、一定の「正解」を与えてくれています。
(例えば下のように、色んな考えが成り立ちそうな疑問点に対して船津氏は「明確な答えがある」と断言されています)
これは痛快ですね。これらの点にご興味のある方はぜひお読みいただけると面白いと思います。300ページ以上の本ですので、すべてを紹介するのは不可能ですが、気になった部分を紹介していきたいと思います!
●子育ての根幹は「自信」「考える力」「コミュニケーション力」をつけること
著者は「子育ての90%は自信を育てられるかどうかにかかっている」と断言している。この本の最も根本的な部分かも知れません。それほど自信を育てることは大事。さらに年代ごとの自信の育て方が示されている。
0歳~6歳→根拠のない自信(親から可愛がられ、大切にされることで得られる)
7歳~12歳→根拠のある自信(継続と競争によって育てられる。特にスポーツ
で自分の強みを知り、困難に立ち向かうたくましい心を育てる)
13歳~18歳→自信を「確信」にする(新しい環境に飛び込ませることを親が
提案。そして特に同性の親がサポート)
●父親の家事・育児参加教育水準の高い北欧では、父親が家事や育児に参加。父親と子どもだけの時間を月に1回はつくり、母親のストレス軽減のためにひとりの時間を与える。
それによって生まれた母親の心理的余裕が子育てに良い影響をうむ。
●努力を褒めないと、子どもはチャレンジ精神を失う
2種類のテストを用意し、「頭がいいのね!」と「知性」を褒められた生徒のほとんどが簡単なテストを選び、一方「頑張ったのね!」と「努力」を褒められた生徒の90%は、難しいテストを選択したという実験結果がある。
→親は「結果よりも努力を認める」という姿勢を持ち続けないと、子どものチャレンジ精神は損なわれる。
●日本人はしつけのために褒めるが、アメリカ人は自立心を育てるために褒める
日本にも“褒め育て”が定着しつつあるが、何のために褒めるのかという認識が欠けている。「何のために褒めるのか」を考えるべき。
アメリカ人:自分の意思で行動できた→褒める=自立を促す
日本人:言うことを聞けた→褒める=従順を促す
●日本人高校生の自尊感情の低さは「人に迷惑をかけない子育て」が原因ではないか
日本人高校生で「私は価値のある人減である」という質問にyesだったのはわずか7.5%。突出してどこ国よりも低い。また「人に迷惑をかけない人になってもらいたい」と答えた割合は、日本71%、韓国24.7%、中国4.9%、台湾25%。自尊感情は、変化する時代に対応するための「チャレンジ精神」「楽観性」「立ち上がる力」の源となる。自尊感情を潰さないように配慮すべき。
気になる本の紹介
- 2017.02.20「すごい学習メソッド」がここにあります
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みなさん、こんにちは。
今日も朝から多くの塾生たちが早朝学習に来てくれました!
ご協力頂いているご家庭の皆様にも感謝申し上げます。
今日は兵庫県の公立の推薦・特色選抜入試の合格発表日ですね。朝から胃が痛いです…。
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さて、今日は良い本を紹介します!
かねてからお付き合いのある横浜の個別指導塾「スイング」さんの代表、藤野雄太先生のご著書です!
『すごい学習メソッド』(永岡書店・藤野雄太著)です。
(↑調子に乗って、月曜の朝は教室近所のタリーズで仕事と決めています。)
スイングさんは、とにかく成績アップで有名な塾。
代表の藤野先生も大変エネルギッシュな方です。
この本の紹介を少しさせて頂きます。
本1冊の内容ですので、端的にまとめるのは難しいのですが、私が引っかかった部分を紹介させて頂きます。
「勉強しなさい」は言ってはいけない
・「勉強しなさい」と言われて、「よっしゃー、勉強する気になってきた−!」なんて思う子どもはまずいない
・お母さんに「勉強しなさい」と言い続けられることにより、子どもは「勉強=強制されるイヤなもの」という条件反射を起こすようになります
→確かにその通りですね。でもついつい言ってしまうことです。
人は意味のないことを続けることはできません。今、やっている勉強にどれだけ意義を感じさせるかが大切です。
また、自ら望み行動しようというモチベーションが湧いてこないと、行動が長続きしません。
ではどのように、内的に動機付けしていくのか、ということが本書の核心であると、思います。
心のエンジンが育っているか?
・心のエンジンとはいざというとき、力を発揮できる力。心のエンジンが育っている子どもは、好きではない勉強も頑張ることができます。
・心のエンジンが育っているかを、一瞬で見分ける方法があります。それは子どもの目を見ることです。(中略)心のエンジンが育っていない子どもは目に元気がありません。子どもの目は、親の子育ての通信簿なのです。
→現場で張り付いていると、この様な事例が多く見受けられます。藤野先生に見事に言語化して頂いたという感じです。
現状のテストの点数よりも、その子がもつ”地の”力がみたいなモノが2次曲線的に顕在化し、一気にぶち抜けるということはよく目の当たりにします。
その時、彼らの目にはどこか力がありますし、やりきってくれるんですね。
今、GRITなんて言葉で言われる内容ですが、お母さん方が難解な学習内容を家庭で教えることができなくても、
その子にとって「これだ!」と思えることを応援し、やり切らせることは十分可能です。
それが「心のエンジン」であり、目の力なのでしょう。
「子育ての通信簿」といわれると、世のお母様方はギクッとすることでしょう(笑)
いや〜、でも事実ですよね。。。
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成績アップに向けての表面的なやりかただけではなく、
その根本にある本質的な部分が多く語られているので、
しっかり読めば血肉化されていく感のある良書です!
気になる本の紹介
- 2017.02.08戦慄のレポート「LINEによって2時間の学習効果が消える?」
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ちょっと衝撃的な調査結果を耳にすることとなりました。
『2時間の学習効果が消える!やってはいけない脳の習慣』(川島隆太 監修・横田晋務 著)
という本からの調査内容です。
約7万人のデータを元に導き出された結果によると、
LINE等の通信アプリを1日2時間以上やると、2時間の学習効果が消えてしまうとのことです。
書店で見たとき本の帯を見て、「さすがに、これは煽りすぎだろう。」と思ったのですが、気になったので購入してしまいました。
じっくり読んでみると、衝撃とともに納得感もありました。確かにLINEでのやりとりは、妙な「やった感」があって必要以上に疲れるからです。
ただ、普通の考え方でいくと、こうではないでしょうか?
スマホのやり過ぎは確かに良くないが、しっかり勉強もしていれば、大丈夫。
→「スマホを2時間やったなら、2時間勉強すれば取り返せる!」確かにそう思いますよね。
しかし、東北大学の川島教授らが7年間とり続けた調査結果によると、LINE等の通信アプリは勉強時間の長さに関係なく、使用時間が増えるほど成績が下がってしまうという傾向が見られたのです。
世間一般の認識では、「LINEなどを長時間だらだらやる子は自制心が低いので、そもそも勉強時間が短いだろう」となるかと思いますが、実は勉強時間「も」長い子が一定いたわけです。
ここには載せられませんが、本書にある表を見ると、勉強時間が2時間以上(△印)あっても、LINEを3~4時間・もしくはそれ以上やっている子は、「LINEを全くせず、勉強時間が30分未満」の子に学力で負けてしまうという結果です。
つまり、いくら2時間以上勉強しても同じぐらいLINEに費やしてしまうと、その学習効果が打ち消されてしまう、というわけです。
なぜそのような事が起こってしまうのでしょか?
川島教授らは「前頭葉の活動低下」が、その原因であるという仮説を挙げています。
通信アプリは「既読」機能や、複数人数でのやりとりもできます。それによって、相手が既読になったかどうかが気になり、何度も確認することになります。よって、集中力がそちらの方向に持っていかれることが要因になるのではないかとされています。
要は、グループ間でのやり取りなどで、誰が既読になったか・なってないか、などを気にして、そしてそれを逐一確認すること(・気にかけること)には相当な脳内の労力*を要するのだと思います。(*横田助教授らは「脳内の労力」という定義不十分な言葉は用いていません。岩田が要約して書いた語です)
まあ、何とも怖い話です。
ただ、実際問題として「LINEなしでは生きていけない(汗)」という状況になっている子が大勢いることも理解できます。
今さら手放すことは現実的に難しいので、「長くても30~40分程度にする」等の約束・ルール作りがこれまでにも増して大切になるのだと思います。
この本に書かれていることはこの点だけではありません。ご興味のある方は、ぜひ本書に当たってみられて下さい!