- 2020.02.28令和2年度(2020)兵庫県公立高校倍率(仮)確定! ~伊丹と近隣校はこうなった~
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こんばんは!塾長の岩田です。
コロナの件については塾の対応は追って、アップします。(塾生対象には暫定的にお伝えしております)
さて、3月12日(木)の公立の一般入試での倍率が「仮」確定しましたね。
https://www.hyogo-c.ed.jp/~koko-bo/R2senbatu/020228shigansyafinal.pdf
伊丹や近隣高校の倍率は以下の通りです。
●県立伊丹…1.05倍(1.00) ●伊丹北 …0.88倍(1.58)
●市立伊丹…1.14倍(1.33) ●市立伊丹(商)…1.35倍(1.25)
●伊丹西 …1.18倍(1.12) ●川西明峰…0.88倍(0.95)
●尼崎稲園…1.87倍(1.54) ●武庫荘総合…1.14倍(1.17)
●尼崎双星(普)…1.18倍(1.21) ●尼崎双星(商)…1.35倍(1.25)
●尼崎西…1.09倍(1.18) ●宝塚東…0.75倍(0.71)
※( )内は昨年の倍率です。あと、志願変更期間がありますので、多少数字は動く可能性があります。
今回、近隣校で特筆すべきは、伊丹北の「揺り戻し」です。去年、爆発(1.58倍)したので受験生に敬遠した層があったようです。
そのうちの一定数が伊丹西に、また県立伊丹にもすこし回ったと思われます。
進学実績や人気、ともに堅調な県立伊丹がもう少し倍率をとっても良さそうだったのですが、やはり昨今の稲園人気。かなりの「チャレンジ層」が稲園に流れていることが伺えます。
一般入試でこれぐらいの倍率になるということは、内申200少々ぐらいの子も突っ込んでいる事が考えられます。(学校での進路指導はちゃんと機能しているのでしょうか?塾の主導?)
ちょっと異常な数字です。私学の就学支援制度も相まって、ひょっとしたら私立覚悟で、人気高に突っ込んでいくという流れもできてしまう予感もあります。
あと、尼崎稲園が不合格で第2希望の県立伊丹に回ってくる子たちも一定数いますので、そこも見込んでおくとすると、県立伊丹の”見かけの倍率”は実質的に1.10~1.15程度だと思っておいた方が良いでしょうね。
そして、市立伊丹はやはり今年は押さえ気味になりました。
僕ら現場の感覚でいくと、市立伊丹と尼崎双星を天秤にかける子も一定数いてうまく”散って”いった実感はあります。
そうなってくると、校舎もキレイで人気の上がっている双星のレベルアップは徐々に感じられるところでもあります。
川西明峰は第1希望としての倍率は落ち、一見ラクに思えるかも知れませんが、第2希望が「432」(去年は450)もあります。
伊丹からであれば、市立伊丹・伊丹西・武庫荘総合・尼崎双星あたりでダメだった子が、流れ込んでくるので、第1希望として定員割れをしていたとしても油断はできません。
川西の北の方ならいざ知らず、このあたりの子らはどこを受けるにしても、ラクな受験はないので、もう覚悟を決めてやってもらうよりほかありません。
引き続きやるしかないでしょう!
コロナ対応のことは追って知らせますが、僕らはしっかり、そして最後まで受験生をバックアップできる体勢をとります!