新年が始まると、目標を立てたくなります。「毎日2時間は勉強する」「英単語を100個覚える」などなど…。やる気があるのは良いことですが、最初からあまりに大きな目標を掲げると、すぐに息切れしてしまうことも少なくありません。
そんなときにオススメなのが、「小さく始める」という考え方です。
たとえば、たった10分だけ勉強してみる。たった1ページだけ問題集を解いてみる。教科書の音読を1回だけやってみる。
こうしたとても小さな行動でも、やってみると意外と手ごたえがあるものです。
人のやる気は、「やるから湧く」ものだとも言われています。まずは動いてみる。
そうすれば、「せっかく始めたから、もう少しやってみようかな」という気持ちが自然とついてきます。逆に、いくらやる気が出るのを待っていても、なかなか体は動きません。
また、毎日10分の勉強でも、1年で考えれば3650分。時間にすると60時間以上になります。
「たった10分」も、積み重ねれば確かな力に変わるのです。
もちろん、受験生にとっては「10分だけ」では足りません。毎日それなりの学習ボリュームが必要ですが、同時に「気になっていたけれど手がつけられていなかったこと」を小さく始めてみるのも立派な勉強です。たとえば、ずっと前から理解があいまいだった「ボルタ電池のしくみ」を10分だけ見直してみる。そんな一歩が、"積み残し”をなくすきっかけになります。
何か新しいことを始めたいときや、しばらく勉強が止まっていたときこそ、再スタートにはこの「小さく始める」作戦がぴったりです。やりすぎてしんどくなるよりも、少し物足りないくらいの方が、翌日も続けやすい、という捉え方もあります。習慣になるまでが勝負なので、無理せず続けることが一番の近道です。
♦︎苦手な国語の読解、1問だけでも読んでみる
♦︎どこでもよいから教科書を開けて目を通す
♦︎見直す気にならなかった模試、大問1つだけでも解き直してみる
始め方は人それぞれでOKです。
新しい年。まずは一歩、小さくても確かな一歩を。「10分だけ」「1ページだけ」「1回だけ」…。
その積み重ねが、きっと大きな自信に変わっていきます。今年もともに頑張っていきましょうね。
